日本語の本来の意味が、どうしても英語で言い表せない場合がある。

これは何も日本語と英語だけではなく、他の国々の言葉どうしでも言える事である。

 

しかしここは英語のお勉強なので、日本語と英語で考察してみよう。

「頑張って!」

長男と長女は日本語がだいたい分かるし、英語が母国語なので、「頑張って!」は英語で何と言うのか、と過去に何回か確かめたことがある。

 

 

他にも同じような環境の方々に確かめたが、何年も何年も納得の行く答えが得られないでいた。

答えはだいたいこれだ。

 

Do your best!

You can do it!

 

ちょっと違うんじゃないかなといつも思っていた。

従い、これはどうしても英語で言い表せないケースなのだろうと思い込んでいたのだ。

 

近年、毎朝通勤時に聞いている英国のラジオ番組がある。

かなり有名なミュージックバンドの男性と、巧みなラジオプレゼンターの女性が、ケタケタ笑いながら軽音楽をかけて、視聴者を鼓舞するのだ。

イギリスの朝の始まりなので、思い切ってベッドから起きろよ!などと話しかけてくる。

仕事に出かける準備をしている視聴者と電話でつないで、賞金つきのゲームも毎日している。

その中で、「頑張って!」という表現をしていることが分かったのだ。

 

正確には、「さあ!イギリスが頑張る時間だよ!」みたいな言い方だが、当たっているのだ。

考えてみれば、筆者がジョギングをしていると、周りのイギリス人たちが同じ表現をして励ましているではないか。

サッカーの試合でも、「頑張れー!」、「頑張ってー!」と言って励ますときに使っていると聞いた。

となると、これだろう。

 

 

単発で頑張ってと言う場合: Get going!

今していることを継続する為に頑張ってと言う場合: Keep going!

 

長女と確かめたら、それだ、と言う。

まさかとは思うが、本邦初公開ではないだろうか。

 

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