日本語には、LとRの差がない。
であるが故に、英会話では、いつも、えーっとどっちだっけ、となることがしばしばだ。
皆さんはどうだろうか。
さすがに、"I love you"を"I rove you"と思っておられる方はいないだろう。
すごいのは、その昔ロンドン在住時、叔母の一人が絵葉書を送ってきたのだが、住所に、LondonではなくRondonと書いてあった。
しかし、届いたのである。
これも、笑ってバカにすることは出来まい。
次の単語で、下線部分がLなのかRなのか、サッと言える日本人がどれほどいるだろう。
ブロッコリー
グライダー
カリフラワー
ランジェリー
ラブラドール・レトリバー
リードやライトの様に、LとRが違うだけで、残りのスペルが同じ単語もある。
無論、意味は全然違う。
中国人も似たような苦労をしているらしい。
一番有名なのは、炒飯だ。
フライドライスというが、彼らはRの発音が出来ないらしく、その発音がFried Riceではなく、Flied Liceとなる。
Flyの過去形は元来Flewであり、過去分詞はFlownなので、少し変な感じだが、それでも言語的印象としての意味は「飛ばされたシラミ」ぐらいになるだろうか。
これだけは絶対間違わないで欲しいのは、これ。
エレクションでLとRを間違うと、大変なことになる場合がある。