メインディッシュの話ばかりなので、たまにはサイドディッシュの話でもしようか。

 

ブロッコリーが一番手軽かもしれない。

冬野菜でもないくせに、冬になるときれいなブロッコリーが大量に出回る。

ゆでてマヨネーズをかけるだけ、はいおしまい、ではつまらないので、もう少し違うやり方を書くことにする。

 

 

再びイタリア式だ。

またイタリア式かとお叱りを受けるかもしれないが、ゆでてかつお節に醤油やポン酢とか、誰でも思いつくようなことは書いても仕方あるまい。

 

但し、一番基本となる切り方とゆで具合は、これらのやり方全部に共通している様なので、そこから書いてみよう。

 

用意するのは、ブロッコリーとニンニクとオリーブ油で、辛いのがお好みの場合には唐辛子も用意する。

 

まず、ブロッコリーの株を切り分ける。

茎の部分も出来るだけ残した方がいい。

茎の外皮は硬いので、固そうな部分を狙って外皮は削ぐ必要はあるだろう。

茎は意外においしいのだ。

 

 

これは実は、何年も前に、中華料理屋でブロッコリーの中華風の皿を注文した際、茎を長々と残していたのを食したのがキッカケになった。

確か、ごま油味だったと思う。

 

えっ、茎をこんなに残すの?と思いつつ食べると、大変おいしかったので、それ以来切り取らなくなったのだ。

後でも先でもいいが、水にしばらく浸けてブツブツの合間もきれいにした方がいいかもしれない。

 

 

塩を入れて茹でること3分半。

火加減は中火と弱火の間ぐらいだろう。

水が回りに吹き飛ぶ様な強火や、お湯が静かすぎる様な弱火ではダメな事は、誰でも分かると思う。

お湯が沸騰するまでは強火でよい。

 

ところで、ここで一つ大事なことを書いておかなければなるまい。

ブロッコリーがお湯に浸かってしまう必要はない。

却って浸からない方がおいしく茹で上がる。

茹でるのではなく、蒸すのに近い感じだ。

すなわち、フタもする。

 

 

沸騰したお湯にブロッコリーを入れたら、時間をはかり始める。

これは好みだが、3分では生っぽく、4分ではクタクタになり始める。

 

 

ブロッコリーを茹でている間に、あるいは前もって、ニンニクを刻んでおく。

唐辛子を入れる場合もこの時点で刻んでおけばよいだろう。

 

 

 

 

フライパンにオリーブ油をしき、刻んだニンニクを入れる。

茹でたブロッコリーをそこに投入するわけだが、ニンニクの色が変わったり、香りが出る前の方がいい。

ニンニクの色が変わってからでは、ニンニクが焦げてしまう場合がある。

 

 

オリーブ油をからめる様にブロッコリーをやさしく混ぜたら出来上がり。

黒コショウを掛けるなら、この時点がよかろう。

 

 

これで、こんなどうでもいいぐらいの食事にも彩りを添えることができるのだ。

 

 

尚、これにマカロニ風パスタを混ぜてパルメザンチーズをかけると、立派なパスタ料理になる。

それにベーコンを加えると、更においしい。

過去の投稿もご覧あれ。

https://ameblo.jp/belmont29/entry-12446005255.html

 

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