という訳で、おいしい紅茶の入れ方について書いてみたい。

みんな知ってると思うので、再確認になるのかもしれない。

 

 

昨今、リーフティーの入手が難しくなってきている。

ティーバッグが主流だ。

その内、リーフティーは売らなくなるのではないかと思うほどである。

 

 

ティーバッグで紅茶を入れると、紙の匂いがする。

その匂いが無くなる様に研究してはいるだろうが、やはりそのせいで、リーフティー愛好家には、紅茶の香りにも味にも違和感を感じる。

最近は、袋が紙製ではなくナイロンを使ったものもあるので、それならましかもしれない。

 

 

時間に余裕がない時は仕方がないと思うが、紅茶はリーフティーで入れると、本来の味と香りがするものなのだ。

味も香りも格段に違う。

 

ティーバッグでは、紅茶の葉が一ヶ所にかたまったままである。

いくら沸騰したての熱湯を注いでも、リーフティーの様に葉っぱが熱湯中を駆け巡ることはないのである。

 

先ず、ティーポットにお湯を入れて温める。

これも出来れば熱湯がいい。

そのお湯を、飲むためのティーカップに移してティーカップを温めておく。

 

空になったティーポットに、指定の量より少な目のリーフティーを入れる。

指定の量の半分でいいぐらいだ。

ミルクティーにする場合は指定の量でも構わないが、この方法では、相当濃い紅茶になってしまう。

 

そこに熱湯を注ぐ。

ティーポットにティーコジーをかぶせる。

ティーコジーがない場合には、タオルでおおってもいい。

ティーポットも直にテーブルの上ではなく、ふきんなどの上に置くことが望ましい。

 

 

待つこと4分以上。

目安は、ティーポットが熱くて触ることが出来ないぐらいになっているかどうかだ。


みんな、これがなかなか出来ない。

ここが一番重要だ。ここを2分~3分ぐらいにしてしまうと、そこまでの作業全てが台無しだ。

実は、ここが言いたかったので、田舎の話をしたのだ。

 

紅茶こしで、温まっているティーカップに紅茶を注ぐ。

マグカップでもいい。

 

 

この紅茶を人に出して、おいしいと言われなかった試しはない。