今からでも遅くない。
50代・60代からの健康をお伝えしている米田ようすけです。
発酵食品は整腸作用があると言う。
日本人ならすぐに思い浮かぶのは納豆、みそ、醤油、お酢などだろうか。
これらは、日本料理や、そうさな、あるいは中華料理を食べていれば摂取する事が多い。
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西洋料理の場合は、どうだろう。
ヨーグルトやチーズが発酵食品だ。
料理自体に使うことはあまりないけれど、気軽に食べれる食品ではなかろうか。
筆者は現在、納豆、みそ、醤油、いずれも貴重品扱いになってしまう西洋に住んでいる。
だから、日本では手軽に入手できるこれらの発酵食品は、あまり使わない。
納豆の様に入手困難な場合もある。
入手するとなると冷凍だ。
その代わり、日本では高価だが、西洋ではまずまずのお値段であるチーズを食らい、ヨーグルトを常食としている。
常食とする様になったのには、キッカケがそれぞれある。
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それでなければ、この二種類の食品は元々筆者の口には合わず、ほとんど食べていなかった。
習慣を変えるためには、左右されるようなキッカケが必要なのかもしれない。
チーズは母親が大好きで、朝食には頻繁にトーストと一緒に出されたものだ。
味はともかく、日本のチーズで、主に口の中でねちゃねちゃするプロセスチーズが多かった。
大学は実家から離れて下宿と為ったので、ようやくチーズから解放されたとでも思っていただろう。
そうこうしている内に、その感覚を一変する人生の方向転換がやってくる。
青年時代、ヨーロッパに移り住んだ。
そこで口にするチーズの数々、数えきれないほどの種類があり、チーズとはこのようなモノか、と驚愕したのだ。
おいしい、実においしい。
それ以来、何の抵抗もなく、日常から口にする食品となった。
ヨーグルトも、考えてみれば母親はかなりの気の入れようで、家で作っていた。
湯船のふたが生暖かいうちに、なにやら牛乳をタッパーウェアか何かの容器に入れて上にのせていた。
タオルか布巾でその容器を包んでいた様に思う。
チーズほど口に合わないとは思わなかったが、興味もなかった。
ヨーグルトもヨーロッパで口にする機会が増えたが、チーズほどの強烈な印象はなく、到底常食とはならないままだった。
キッカケは、とある日本の動画を観てからだ。
腸内環境を整える、という話だった。
ふくらはぎが第二の心臓なら、腸は第二の脳だ。
その他、コーカサス地方の長寿村の話で、発酵乳を欠かさないという話や、実際の映像を観た。
それから、気に入るヨーグルトを探し始めたのだ。
色々なヨーグルトを売っているが、どれもこれも常食になるほどおいしいとは思わない。
そうこうしているうちに、ようやく大変気に入ったヨーグルトを見つけた。
ギリシャヨーグルトだ。
水切りをする特殊な製法なので、みそぐらいコッテリしている。
これはうまい。
時々間違ってギリシャ式ヨーグルト(ギリシャヨーグルト風のヨーグルト)なるものを買うと、二度と買うまいぞと思う程、本物とは違う。
かくしてヨーグルトも常食の食品となったのである。
近頃は、あまりにもYouTube動画が多すぎて、過去に観た動画を再度探し当てることすらできない。
いいかげんな輩も多そうだ。
過去の、本当にまじめに情報を伝えようとされていた方々の動画に再び巡り合うことは、難しくなってしまった。
少し話があらぬ方向に行ってしまった。
お許しあれ。