子宮暦 子宮のリズムに沿った生き方♪ | あいかのブログ

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看護師 おまたぢから&経血コントロール
からだを知る解剖生理学講師 妊娠前の身体作り。健康でいるためのセミナーや啓蒙をしています。

子宮にはサイクルがあります

そのリズムはホルモンや自律神経とともに
サイクルを整えてくれていて
本来は流れに沿って
すこぶる規則的
スムーズかつ
快適なのです


周期は28日
生理は3日程度(2日で終わるのはちょっと絞り出しすぎかもしれません)

排卵は生理初日から14日目前後

妊娠が成立しなければ
子宮内膜は脱落して
生理となって
また次の排卵のために子宮内膜を作成するために
いったん子宮をクリーンにします

ついでに生理の時に
子宮全体を収縮させることで
子宮の内側につくった内膜組織を
しっかり外に出す、ということをするのです

だから「生理は月に一度のちいさな出産」なのですね

生理は出産の予行練習のようなものですが
ケミカルナプキンやタンポンなどで子宮が冷えていたり
はたまた冷たいビールや氷入りの飲み物
アイスクリームなどで子宮そのものが冷たく冷却されて冷えていたり
そのせいで血流が悪くなっていたり
筋腫や内膜症で子宮の部分的な血流が悪くなっていたり
前の月の経血が残っていたりすると
うまく収縮できずに
排血がスムーズにいかない、ということになります


生理開始時には
プロスタグランディンというホルモン様の物質が
ごく少量分泌され
これが子宮収縮を促すので
生理が始まると言われていますが
子宮が冷えてたり
なんらかの疾患で病変が起きていると
そのごく少量のプロスタグランディンでは
子宮が収縮するに至らなくて
からだは「もっとプロスタグランディンを出しちゃえ」と
プロスタグランディンを過剰に分泌します

これが「生理痛」となります

プロスタグランディンは少量では子宮収縮作用がありますが
過剰分泌では「痛み」となるのです

だから「冷えのメカニズム」と「おまたぢから®」はセットで受講するとよいよ〜ってのは
生理痛って生理のお悩みNO1だからです

生理痛がある方はもれなく冷えていたりするのですよね


さて子宮にはリズムがあります
っていうか
女性のからだにはリズムがあるのですよね

このリズムを知らないと
からだが不協和音を起こす
つまり音痴のひとが音程もリズムも全てはずしまくって歌ってるようなからだになってしまうということ

からだの不協和音
からだの不調和
つまり「症状」とか「疾患」になってきます

女性はわかりやすく
「生理」という月1回の通信簿や
からだの査定で
それがわかるようになっているのだけど
現代ではだれも生理の正解を言えません
(あ、わたしは言ってると思うよ〜笑)

子宮のリズムは
いわゆる「生理周期」となりますけど
これを説明できる女性はごくごく少ないです

うちのマスターさんは皆説明できるように仕込んでおりますけど

だってね
この周期表でわたしたちのからだははたらいているのです
だからこの周期をしらないと
時期にあわないことをして不調になって原因がわからない〜とかになるわけですよ

ひとりひとつ持っているからだだから
その基本的なルールとか
働きとかしっていたら
不調がおきにくくなるわけですよね



明日名古屋で子宮フェス
11時よりタイトル通りの
書き下ろしの演目で講演します

http://49fes.com