ふゆ的妊娠中の過ごし方③体重増加の何が危険? | あいかのブログ

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看護師 おまたぢから&経血コントロール
からだを知る解剖生理学講師 妊娠前の身体作り。健康でいるためのセミナーや啓蒙をしています。

妊娠期間中

体重増加は10キロ増が目安です

 (。・ω・)ノ゙


うーん

でも8キロくらいだと

産後楽ですよね・・・・・


体型含めて 戻しやすいんだと思います


生殖年齢の方は

8キロ増くらいだと優秀かなと思います


体力もありますからね




やせ形の方は

12キロくらい増やしといたほうがよかったりもします


これはもう産後の体力問題です


なので 通常であれば

10キロくらいがベストです





ちなみに

妊娠に適した体脂肪率 と いうのがありまして


22~24%くらいがベストと言われています


20以下の脂肪が少ないタイプも

25以上で脂肪が多いタイプも 問題です・・・・・


30%超えると おそらく かなりの確率で妊娠しづらくなります

というか これはもはや不健康だよね・・・

妊娠以前の問題です


40%・・・・・もう困難通り越します 妊娠とかいう前に 

健康のこと考えて まずは脂肪減らさないと・・です








なんでかわかります????


脂肪はなさすぎても

ありすぎても NGなわけですね


妊娠初期

つまり 受精後 着床後は

もう そのとき食べてるものというよりは

それまでママが食べてきたもので

まずはベビーの中枢神経を作ったり

胎盤作ったりするわけです


だから つわりのときは

脱水だけ気をつけて

無理に食べなくって平気なのです


逆にここで

ジャンクフードなら食べれるからって

そればっかり食べたりするくらいなら

いっそのこと食べないほうが よっぽどもいい・・・・


ママのデトックスはすべてベビーにいってまう~~~叫び





脂肪はありすぎれば

血液循環を阻害します

冷えるし 代謝も悪くなる


なさ過ぎれば保護ができなくなる

これまた冷えるわけです


女性のカラダには

適度な体脂肪が 必要不可欠なのです




また

脂肪過多な身体では

ホルモンが 脂肪に溶け込む・・という事態が起きやすくなります


体脂肪にホルモンが溶け込むと

ホルモン放出時にためこもうとする

ホルモンを出してない時には 脂肪から溶け出て行こうとする


つまり体内で 正常なホルモンバランスを保ちにくくなる、というわけですよ


ホルモンが分泌されても 血流に乗る前に 脂肪がためこもうとする

今度は出てない時に 溶けだそうとする・・・・叫び


たとえ妊娠が成立しても

そのあとトラブルが起きやすいのはこのためでもあります



逆に低体脂肪では

身体が妊娠を阻止しようとするのです


だって 自分のからだを支えるための

栄養を蓄積するための脂肪が少ないんですもん

からだ的には ベビーを育てるどころか

妊娠したら 命が危険・・・となるわけです


なので体は 妊娠を回避しようとします


いずれにしても

ホルモンバランスに影響は出ますので

着床などの障害も起こりやすいですし

たとえ妊娠成立しても その後経過も 芳しくなくなるパターンがでてくる・・・ということね


肥満の方は

妊娠中毒が 危険って言われるの 聞いたことあるかと思いますけど

とにかく 危険因子になりやすいのが

もともとの体脂肪率です







妊娠したいなら

体脂肪率ふくめて

からだの働きを

1年くらいかけて整えてあげること


ホルモンバランスや自律神経のバランスを含めて

すべてを整えること


冷え性を改善すること


夜 きちんと眠り

運動して

デトックスして(便・尿・生理・汗)

食べ物に気をつけ

カフェインを減らして

体温をキープする

体脂肪は低からず多からず、です


これがほんとの妊活です








体重増加に 話を戻します


もともと体脂肪の少ないタイプは

体力的な保護の問題もあるので

12キロくらいまでは 増えてOK

というか 増やしたほうが いい場合もあります


通常体型でしたら 8~10キロ目安


それ以上太ると

助産師さんや医師に

こっぴどく叱られますね


けれども

理由わかります???



産道に脂肪がつくとか

わけわからんこと言う人いますが




え~とね


脂肪は やはり モモ回りやおなかまわり

骨盤周囲には つきやすいです

守りたいとこによくつくというか

守ろうとか保護しようという部分に集まりますね


あと脇の下付近ね

ここ冷やしたり こらせちゃったりすると

おっぱいにも影響でるとこね



腰回りや、モモ回り

脇の下や二の腕

このへんがむちむちしてくるのって 妊娠期の特徴ですね

 (;´▽`A``


必要で蓄えようとする傾向もありますが

これが多すぎたら どうでしょう?




おなかまわりに

脂肪つきすぎたら???


脂肪は つきすぎれば

クーラーパックの役割になりますので

おなか 冷えますね


ベビー 冷えますね

寒いよね?


よくないですね





そして

脂肪が増えると

物理的に重くなりますね


足腰に負担がかかるというのもありますね


腰痛の原因にもなるよね

で 支えきれなくなるので

臓器脱などもだけど 尿漏れの原因にもなりますね








ねーねーねーねー

しつこいねって 思った人

  ( ̄_ ̄ i)



いるでしょ????







いるよね????????




























ねっ!!!!!!











(↑特に 意味はない 笑)
















でね(←まだ言う 笑)

一番大事なとこですが


妊娠時の妊婦さんというのは


血流が通常の1.5倍~2倍 になると


言われております




2人分食べていい♪(´0ノ`*)


なんて言って

2人分もりもり食べてたら 

ほんとえらい目にぶたちゃんあいますがドクロ


血液循環は 見事に 2人分ですビックリマーク



つまり 

循環血液量が 増加しているということは


妊婦さんの心臓血管への 負担が かなり大きくなるということ



血液循環が増えて

負担が増えるのは

心臓血管だけですか????おまめ



はい

解剖生理出た方は おさらいだよ




循環血液量が増えて

負担が来るのは どこでしょう?






















腎臓 ですね クラッカー

 

踊るセラピスト ベリーダンサーふゆ(東京)~Fairy  plume

腎臓は

1日約200リットルの 血液を 

24時間かけて

ろ過し続けています


24時間式の血液浄化装置です


99%再吸収して

1%だけ尿として排泄します


血液を 

常に見張って

電解質バランスや

貧血の状態などを見守っています






腎臓への血流が1.5~2倍になったら???


300~400リットルってことですよね 叫び



だから 妊婦は こまめに休むことや

夜しっかり眠ることが

本当に大事


そして 血流が増えているわけでなので

それだけで 腎臓にも血管にも とても負担が大きい

だから より 足腰は 冷やしてはいけません

流れる血液を冷やしては

また腎臓に負担です


冷たい血液を通せば 血管は収縮しますね

そしたら 血流 よくはなりませんね


血流悪くしていいときなんてひとつもないですが

妊娠中は 特に です




妊婦さんは 1日7.5~8時間は眠ってほしいなぁ


睡眠がそこまで満たないのであれば

あとは こまめに横になってほしいなぁってとこですよ






ちなみに わたしね 

妊娠初期も 中期も

いろんなとこで(笑)

こまめに転がってましたよ








こんな感じで

踊るセラピスト ベリーダンサーふゆ(東京)~Fairy  plume

転がる妊婦・・・・・・・・・

  :*:・( ̄∀ ̄)・:*:




ここはスタジオだけどさ笑う

ころがれるとこでは

こまめに転がる・・・・・・・













それこそ1分横になるだけでも

臓器への負担は減らせます


こういうことも

やらないより 

ちょっとでもやったほうがいい



はい

だから 1駅だって

すわらせていただければ

妊婦 とても楽です

助かります









太りすぎ

体重増加しすぎで

なにが危険か?


脂肪が増えれば

そこに血流が増えざるを得ませんね



妊娠中

必要なのは

ママの各臓器と

子宮・ベビー・胎盤に

つねにあたたかで 質の良い血液が たっぷり流れることと

その ママの臓器負担をいかに軽減すべきか なのに


余分な脂肪がつけば

そこが冷えるは 

リンパの漏れはおこるわ むくむわ

血流わるくなるわ

血流増やそうと してしまうわ


いいこと ひとつもない




で 太った分 血流も増加しなくてはならず

より一層腎臓に負担がきます


んだから

妊娠性高血圧や

妊娠糖尿病は 

病院だと 原因不明って言われてるけど

全然 原因不明じゃなくって

だいたいが 腎臓起因なんですよ・・・・・えっ




ただ単純に

腎臓がオーバーヒートしちゃってるようなもん・・・・・・・


このあたりは 

中医学的観点でみたら

わかりやすいんじゃないでしょか



妊娠中は 腎への負担が 相当大きい

毛髪は血液のあまりと言われます


10か月 血流を倍にしてがんばった腎臓が

産後 疲弊するのは当然

なので 3週間は床上げするな なるべく横になれ と言うのです


横になって腎臓への負担を減らそうねってことよ

ね 産んだ後 脱毛するのもうなずけますでしょ


腎経の疲弊で 毛髪に影響がでるだけの 話です はい








わかったかなぁ


なので

過激な体重増加は

危険です




それが起因で

糖尿病になれば

高血糖なわけですから

胎児が巨大化しすぎてしまいます


産むの大変だし

巨大児は ベビそのものにもいい影響ありませぬ


で 高血糖は 血管ぼろぼろになってゆくよね

ただでさえ血流多い時です

血管への負担は 容赦ありません


だから 妊娠性糖尿は 高血圧を助長したりします


高血圧になると

血管収縮悪いってことだから

下手したら

出産時などに 脳出血だの

脳血管系トラブルが出たりする恐れもある

(わたしこの症例みたことあるんだけど・・・・・しょぼん これは泣くに泣けない悲劇ですよ・・・・)







なんでいけないか

理由が わかっていれば

ちょっとだけ気をつけられませんかね?


理由がわかると

わからないより

適切に 怖がれるわけです


わかんないと

なんで あぶないのかさえ わからないから

「ま いっか」となる・・・・・・・

(ワクチンなんか ほんと いい例でしょうなぁガーン








はい

いつも言うように

ちょっとした心がけです







ちょっとだけよ~~ カトちゃんラブラブ