映画や音楽など世の中には評論家がいます。
しかし、そもそも評論が必要なのでしょうか?
前々から疑問でもありました。
そんな時、読んだ本で早川義夫の著書「たましいの場所」
で「人の作品に対して批評したりするのは、おこがましい」
そんな事が書いてありました。
やっぱりそうだったのかと納得しました。
音楽でも映画や小説でも、その人が一番良かれと思って作ったもの
その人の感性で作ったものなんです。
人の受け取り方は人の数だけあります。
ある人の作った作品に対して、自分には合わないと感じることはあっても
その作品に正解や不正解はありません
表現は全くの自由なのです。(社会的に制限されている場合もあるけど)
その作品に対して、「あれは最低だ!」とか言っているのは
その批評している人の意見や捉え方の押し付けであって
本当におこがましい行為だと分かったわけです。
僕も反省する点はかなりあります。
映画の感想などでも、かなり批判的な事を書いていました。
早川さんの本を読んで、自分の格好の悪さに気がつきました。
早川さんありがとうございます。
「たましいの場所」にはこうゆう事も書いてありました。
「本当の評論とは、対象の作品を通して評論する自分自身を語ること
そして、素晴らしい評論には必ず愛があると・・・」
本当に泣ける言葉です。