スケジュール帳に「11月26日WOWOW」とLIVEの放送予定を書き入れたのは、東京LIVEの日でした。
その東京ドームシティホールでのLIVEの様子が、昨夜放送されました。
見たいテレビがある日というのは、どうしてこんなにワクワクするのだろう。
心も軽やかだけど体も軽く、家事が捗る、捗る。
午前中から夕飯のカレーライスの支度して、翌週のお弁当のおかずも何品か作り置き。サクサクとここまであっという間にできてしまいました。こういう楽しみがあると毎日家事があっという間に終わるのにね(笑)
夕方にはお風呂も済ませ万全の態勢で18:00を待ちました。
あと何分、あと何分、というカウントダウンさえ楽しい。
Xを覗くと、私と同じようにみんなワクワクして放送を待ちわびる投稿がいくつもあって、離れていても心はひとつよね~なんて一体感を感じたりして
今日の放送を見ながら、Xでも盛り上がっていこうとスマホも常に脇に待機。
そしてついに18:00
Double T Tour 2023 DANDYLAIONがSTART。
あの日のLIVEを特等席で見ることができる幸せ。
輝くステージのキラキラ感、会場の興奮や熱気・・・あの日、私もこの幸せな空間にいたんだなあと胸が熱くなりました。
ラスベガスのMGMグランドのライオンみたいな黄金のダンディライオンの遠吠えからスタート。
もうこの時点でカッコ良くて、トリハダがゾワゾワと立ってしまいました。
何度も何度も見た今年のLIVEですが、こうして映像で見る景色は客席から見えなかったものも見せてくれます。
今回の放送を見て、私が改めて感じたことは・・・
①トシちゃんが「田原俊彦のLIVEは素晴らしい」と胸を張って言えるステージを魅せてくれていると再確認。44年立ち続けてきたからこそ魅せられる世界。それがトシちゃんのステージ。
②やっぱり客席の声が聞こえるLIVEはいい!原宿キッスのコールや、顔ロマの時間が止まった時の大声援・・・昨年まではグッと堪えて精いっぱい拍手するしかなかった場面で、思い切り声出しできることや思い切り叫べること。一度我慢を強いられたからこそ感じる何倍もの大きな喜び。
③昨年の時点で昨年のLIVEがベストだと思っていたんだけど、やっぱり今年のLIVEがベスト。トシちゃんは○年前のLIVEの方がよかったなあなんて思わせないから凄い。声がより出ている、表現力がより増している、ダンスがよりエレガント。年齢を重ねて常にこう思わせてくれるステージを見られることは何より幸せなこと。これはトシちゃんが、他人ではなく昨年の自分自身こそがライバルと思っているからこそ成せるものなのでは。
④トシちゃんがものすごくいい表情をしていた。特にLIVEの最後、アンコール後。満席の会場を見渡すトシちゃんの達成感に満ちた晴れやかな表情が素晴らしかった。
62歳という年齢でこれだけのステージを魅せる事ができるエンターテイナーとして、やはり、トシちゃんは唯一無二の存在なのです。
紙吹雪や銀テが舞い、華やかに盛大に盛り上がるフィナーレを眺めながら、改めて、このライブがもたらしてくれる多幸感、高揚感、感動は何物にも代えがたい宝物で、私にとって、これらを与えてくれるものはトシちゃんLIVEのみだと思いました。
これを味わうことが私の生きがいだし、これを味わうために日々頑張ってる。
こうして今年もトシちゃんのLIVEをWOWOWで放送してくれたことは感謝しかありません。
今年はDVDは発売なしとのこと。WOWOWでの放送は永久保存して、大切に繰り返し見ることでしょう。
今年もDVD発売してほしいけどね・・・本当は。
来年は45周年だから、ユニバーサルさんはもちろん他にも様々な楽しみを用意してくれていると期待しております。
でも、一年一年が大切で尊くて特別。
周年とか関係なく、毎年、形として残してもらいたい。これは、ファンとしての切実な願いです。
切実な希望を更に述べさせていただきます。
トシちゃんの素晴らしさを知れば知るほど、これを知らしめたいと思うもので、もちろんWOWOWでの放送は本当に感謝していることではありますが、トシちゃんが歌い踊る姿を観られる機会が地上波でもっと作れないだろうかとどうしても思ってしまうのです。
地上波では、まさにこれから年末にかけて多くの歌番組が放送されるわけですが、こういう歌番組にトシちゃんが出演できないのはなぜなのでしょう。
今まではJ事務所のことが関係しているのかと思っておりましたが、それも今年はないわけですし。
というか、もうそんなことをしている場合ではないと思うんですけどね。日本のテレビ局。
こんなにみんなを笑顔に、元気にしてくれる存在が日本にはいるじゃないか!って思うのです。
時間は止まってはくれません。だから余計に思うのです。10年後じゃダメだから。今、声を大にして言いたい。
私は焦りにも似た気持ちを強く感じてしまうのです。
テレビ出演に関して特別扱いやお膳立てなど必要なし。寧ろ、そうでないからこそ結果的に伝説を作ると思います。
歌って踊って魅せる。これだけで突出した存在になる。トシちゃんのパフォーマンスにはそういう力がありますから。
ライブエイドの10分程度のステージでQUEENがその後何十年と多くの人の心に大きな印象を残したように、長い間トシちゃんのステージを見てない人達やトシちゃんを知らない世代の人達に、田原俊彦って凄いじゃん!っていう強烈な印象を残せると思うのです。
あんなに素晴らしいステージを魅せてくれているのだから、知る人ぞ知る…じゃもったいないではないですか!
WOWOWでは、このライブの再放送がすでに決定しておりますが、WOWOWオンデマンドではすでに配信を見ることができますので、こちらからどうぞ。
視聴回数も大事だと思うので、ぜひぜひ録画した方もできたら配信期間中は配信でご覧いただければと思います。
田原俊彦「TOSHIHIKO TAHARA DOUBLE 'T' TOUR 2023 DANDYLION」 | WOWOWオンデマンドで見る
さて話の時間軸を元に戻しましょう。
18:00~放送されたWOWOWの2023年LIVEも終了し、この寂しさ、どうしてくれようと思ったのもつかの間、昨日はなんとCSのファミリー劇場の方でもトシちゃんLIVEが放送されていたのです。すかさず、そちらへ切り替え。
ファミリー劇場では、【3ヶ月連続】祝・デビュー45周年!永遠のアイドル 田原俊彦ライブ!という特集をしてくれてます。
ファミリー劇場にて田原俊彦ライブ映像を3ヶ月連続放送!|田原俊彦オフィシャルサイト (toshihikotahara.com)
初回のLIVE放送が、まさにWOWOWの放送と重なってしまったのですが、昨日の19:40~の放送で、2020年8月のスタジオ生配信LIVE。
STUDIO LIVE 2020 Love Paradise || ファミリー劇場 (fami-geki.com)
今年のライブを見た直後、久々に見たこのライブに、私はものすごく感動してしまったのです。
なぜなら、トシちゃんの言葉がストレートに胸に突き刺さってきたから。
今年のLIVEが3年ぶりの声出し解禁というライブだったわけですが、このライブ開催時はコロナ禍真っただ中の2020年。
この年、予定されていたツアーの大部分は延期となり、まだこの時点ではこの年のツアーは始められずにいました。
合間のMCで語られる言葉の一つ一つが、「ああ、あの時こうだったよなあ」と思わされることばかり。
たった3年、されど3年。
この3年、本当に大変だったよなあという思いが溢れてきて、この間も歩みを止めることなくステージを継続してくれたトシちゃんが、この間どれだけ心の支えになってくれたかを思い出しました。
エンターテインメントの世界に生きる人たちにとって、ライブが開催できないのは死活問題ともいうべきものだったでしょう。あの時期、みんなが本当に苦しかったと思います。
この時期、多くのアーティストがLIVE開催できない代わりに配信という手段で活動していましたが、実際にライブ会場に行って楽しむライブが当たり前だったから、それを配信で楽しむとなると感じ取る熱が違い、物足りなさを感じてしまう…そんな人も多かったようです。
でも、我らが田原俊彦には、テレビの生放送の経験値がある。トシちゃんには、カメラ使いも含めて魅せ方を熟知していました。だから、観客が一人もいないスタジオ生ライブであろうと、観客が沢山目の前にいるライブ会場であろうと、同じ熱を届けることが出来たのだと思います。
これについては、過去にもご紹介させていただいたブログがありまして…
まさに、今回の2020年放送のスタジオ生配信LIVEをご覧になっての感想を書かれたもので、とてもわかりやすいかと思うので再度、貼らせていただきます。
ここに書かれているように、トシちゃんは若かりし頃の経験値を財産として、しっかり活かすことができていました。さすがだと思います。
このライブ配信は、本当に楽しかった。
最高だった。
先が見えない真っ暗な不安な日々で、トシちゃんが変わらず明るく笑い、歌い、踊る姿を見て、どれだけ励まされたか分かりません。
「本番ではお客様半分だけだし、みんなにはマスクして苦しい思いをさせるかもしれませんが、僕はやっぱり、(お客さんに)居て欲しいです。」
このトシちゃんの言葉に何故か泣きそうになって、なんでこんなことに世の中なってしまっているんだろうって思ったものです。
このLIVEは、この年に発売された曲「愛は愛で愛だ」で始まり、この曲で終わります。
明るく前向きなハッピーな曲なのに、この曲を聴くとあの時のことを思い出して私は泣きそうになります。
今、あの時を乗り越えて、私たちは本来のLIVEのあるべき姿を取り戻しました。
あの辛い日々、不要不急と位置づけられたエンターテインメントは、実は人々の心に何よりも必要な潤いや希望を与えるものだと伝え続けてくれたトシちゃんの存在は、まさに暗闇を照らす灯りでした。
2023年のコロナ禍明け初の声出し解禁のライブ放送と同日に、コロナ禍真っ只中のこのスタジオ生配信LIVEの放送があり、このふたつのライブを見られたことはとても感慨深くて、困難を乗り越えた先の幸せをかみしめられた喜びを改めて感じたような気がしました。
WOWOW&ファミリー劇場で放送された、コロナを挟んだ2つのライブについて、書かせていただきました。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。