幼稚園

活発な子供だった

幼稚園から帰ると近所の田中兄弟とよく遊んだ

大体は戦隊ごっこをした

田中兄はブラック、田中弟はレッド、俺はイエロー

何故か好んでイエローをしていた笑

お隣の老夫婦の家によく遊びに行っていた

チンチン電車に乗せてもらったり、トンネルに連れて行ってもらったりした

なので、「ポッポのおじいちゃん」と呼んで懐いていた

囲碁のルールなんて知らなかったから、白と黒の碁石を混ぜてあそんでいた

ポッポのおじいちゃん困ってただろうな笑

幼稚園ではよく駒を回していた

みんなとは違う駒の回し方をしていた

毎日が楽しかった


幼稚園年少組

唐揚げを口に咥えて祖父の家から飛び出して、トラックにドンと引かれた

頭を強く打ちつけたらしく、その時の記憶は無い

2メートル近く離れた場所に数年間俺の血溜まりの跡が残ってたのを覚えている

車で2時間程離れた場所の病院で目が覚めた

母親の安心して泣いてる姿を最初に見た

家族の事は覚えていたが、それ以外のを思い出すのに時間が掛かった

また、手足を自分で動かすことができなくなっており驚いた

病院の廊下や階段で一人で這いつくばってリハビリした

成人してから事故の話をすると、父親が「俺がリハビリさせた」と言ってくるがそんな覚えない笑

両親は俺が植物人間になる事も覚悟していたらしく、病院近くのマンションを借りていた

幼稚園のみんなが千羽鶴を作ってくれたり、友達がお見舞いにも来てくれた

3ヶ月程でなんとか退院できた

それから両親は俺の頭に外的刺激が掛からない様にヒステリックになった


幼稚園年長組

牛乳を良く飲んだ笑

近所の田中兄弟が引越した

寂しいかったが泣かなかった

また会えると思っていたから

ポッポのおじいちゃんが亡くなった

老夫婦の家で葬式が行われた

俺は参加しなかった

「今は鮮明に覚えているポッポのおじいちゃんの顔や声をこの先忘れてしまうんだろうなー」と思ったのを覚えている


小学校