一公演しかチケット確保せずに大後悔したジャポネの教訓から、必死になって確保した今回のJCSエルサレム自由劇場公演。
会員抽選で凄い席を割り当てていただいたところで運を使い切ったようで、先行予約では大苦戦 少しでも見やすそうな席を選んで取った平日マチネ公演。
自由劇場のあと、京都〜全国公演と続くので新キャストもたくさんとても楽しみにしていました❣️
とはいえ、四季歴まだ浅い私はJCSは夏のジャポネ1回を加えても今回で4回目。
初回は事前の知識も全く無いまま臨んだので、まず話の内容が理解できず、得たものといえば、
高井さんの重低音に痺れ、ジェヨンさんの歌声に魅了され、ザワさまのヘロデに度肝を抜かれ、今宵安らかにがずっと頭の中でリピートされたこと。
数ヶ月後の2度目の観劇ではメロディを楽しむことはできましたが、まだまだ中身の理解は足りていなかったことをうけて、
ジャポネ観劇の前に、まず イエス・キリストを知るために一冊の本を読みました。
それが、中野京子さん著の
『名画と読むイエス・キリストの物語』
この本の冒頭にも書いてありますが、旧約聖書は旧訳で、新約聖書は新訳だと思っていたくらいイエス・キリストについてはど素人の私でもとても分かりやすい内容で、JCSが描くイエス最後の7日間のストーリーの理解に役立ち、ヘロデ王の歌の歌詞も“そういうことね!”と納得
その後、配信されている『ジーザス・クライスト=スーパースター』をいくつか試聴しましたが、私は2012年のアリーナ・ツアー版が気に入って購入し、今公演の数少ない観劇機会を満喫すべくMy観劇前にも何度も予習しておきました。
さて、いろいろと準備して臨んだJCS✝️
この日のキャストの皆さまはこちら
開幕後10日で早くもキャストはシャッフルされていて、この日のメインキャストの中で、夏のジャポネでお会いしたのはユダの佐久間さんのみ。
アンサンブルの方も見分けられそうな方はほんの数人。
全てが新鮮で観たいところ満載
なので、事前にキャスト表を確認してメインの方は頭に入れたのですが、アンサンブルの方までは準備できず、結果この日にはいない方をオペラグラスで探してしまうという大失態
他の演目でも観ながらキャストの確認をしたくなる事はしばしばなので、そんな時には休憩時間にキャスト表と睨めっこし直すのですが、JCSには休憩時間は無かった
貴重な観劇機会にも関わらず、無駄な事に気持ちを傾けていた事を反省して、今後に備えたいと思います
さて、ようやくこの日の感想ですが
この日の席は二階席三列目センター右より
思っていたより舞台の傾斜が高くてびっくり
始まったら下がってくるのかな?と連れとはなしたくらい急な傾斜でした。
この日のジーザスは加藤さん
私が好んで観ている四季の演目で、次々と主要キャストをされている加藤さん
遂にジーザスとは
先に観られた方が加藤さんジーザスは“静”だと書かれていましたが、その表現がとてもしっくりくるジーザスでした。
いつも清々しいお顔の加藤さんなので、そのビジュアルがまずそう感じさせているのかと。
マリアの守山さん
ウィキッドでのネッサの熱演を拝見したばかり。
激しいネッサから暖かい穏やかなマリアへ。
マリアは娼婦だったはずですが、守山さんのマリアはとても清純なマリアで、その歌声はとても清らかなソプラノでした。
私はイエスがわからないも心に響きましたが、ペテロとのやりなおすことはできないのですかは、大空さんとのハーモニーがとても美しく、2人の歌声をいつまでも聞いていたいと思いました
ユダの佐久間さん
熱演でした
カーテンコールでのお姿が、1時間45分全力で演じ切ったと物語っているように拝見しました。
数年前に初めて拝見した時には、ユダと言えば“裏切り者”だというイメージだった私は、「こんなハンサムさんがユダ?」と佐久間さんのお顔もスタイルもかっこいいビジュアルにびっくりした記憶があります。
でもJCSのユダは、ジーザスへの愛ともどかしさと自分の理想との中で苦悩するユダ。
決して“裏切り者”や“悪者”ではありません。
今回、このユダを同郷の慈夢くんが演じます。
とても楽しみです😊
この他で印象に残ったのは
何といってもソウルガール達の美しさ
ヘロデ王よりそちらに視線が釘付けになりました。
それから、最後の晩餐での11人のハーモニー。思わずうるっときました。
司祭3名やアンサンブルの方たちなど、まだまだ見分けがつかない方がたくさん!
ダブルキャストなので全キャストの方を拝見したいのですが、既にシャッフルが始まっているので数少ない機会ではお会いできない方もでてきそうですね
さて、次回は抽選でいただいたオペラグラス無しで拝見できる席での観劇が待っています
舞台の熱気を直に受けられる席ですが、舞い上がらず、またとない機会を存分に楽しんできたいと思います❣️
楽しみだ〜