追加で行われた千秋楽前日のソワレ公演を観てきました。
抽選で落選した本公演ですが、根気強くチケパトをした結果、センター前方で観ることができました
即日完売した『ひばり』が、開幕直前のキャスト変更のアナウンス後から公式への戻りがたくさん見られたことは、なんだか悲しくて釈然としない思いでいました。
二つの劇団にも、観劇する側にも、きっといろいろとあるんですよね。
でもおかげで、思いもかけず開幕公演とこの日の公演で2人のシャルル7世の2公演を拝見できたので、私としてはとてもラッキーでした
『ひばり』は、劇団四季が創立70周年の柱に据えた演目、しかも発表されたキャストが豪華過ぎてとても楽しみにしていました。
初めての『ひばり』
とてもシンプルな舞台セット、小道具も最小限。
豪華な舞台を見慣れたこの頃ですが、この派手さの全くないシンプルな舞台が、かえってとても美しく見えました。
そして舞台上にはとても豪華なキャストの皆さま。
四季歴8年の私でも知っているお名前がずらり
中でも私のお目当ては アニエス 愛ちゃん❤️
いつもキレキレのダンスを見せてくれる愛ちゃんですが、踊らない愛ちゃんもそれはそれは美しかった〜
品があり、賢さありの“できる女”そのものでした
それから、
ル・イール グヨルさん
大きな体、厚い胸板で全てを受け止めてくれる、頼れる仲間。
五所さんと二人のシーンは、物語の中で一番明るい心温まるシーンでしたね。
ガストンのウインクでグヨルさんにメロメロになりましたが、ル・イールグヨルさんにも心ときめきました
シャルル7世 べっちさんと笠松くん
べっちさんは、シャルル7世の頼りないところがとても良く表現されていました。
笠松くんの方が、少しシャキッとしたシャルル7世でしたね。
けん玉は笠松くんの方が上手だったと思います
そして何よりも、ジャンヌ 五所さん
素晴らしかったです
純粋無垢で、強い意思を持ち、時には策士である少女を、膨大なセリフと全身で見事に演じていらっしゃいました。
特にボードリクールをその気にさせるシーンが私は好きです
そして、前回も今回も、カーテンコールではヒロインでありながらとても慎ましやかな五所さんでした。きっとお人柄なんでしょうね。
Wキャストだったはずがシングルとなり、かなりのプレッシャーだったと思います。
野村さんのジャンヌがどんなジャンヌだったか知る由もありませんが、私には、五所さんこそが今後もジャンヌであり続けます
劇団の節目の度に上演されてきたという『ひばり』、10年後にもまた上演されるかもしれませんね。
その時にはまた是非観に来たいとおもいます
この日のキャストの皆さまと一階センターからの舞台
前回二階席からの舞台