独り暮らしの父に会うために、月に一度帰省します。

山間の国道を車で走ります。戦国時代には山城や宿場町があった街道です。
今回は見事な紅葉🍁で色鮮やかでした。杉の植林が少なく、ブナやコナラや様々な広葉樹の森が残されている、ということなのですね。
紅葉の山は、当たり前に毎年見られると思っていました。
でも、実は貴重なものなんです。

それを知ると、今までとはまた違って、これまで残された有り難さやありのままの森の美しさが、沁々と感じられました。

故郷を離れて30年。山が変わらない姿を見せてくれることに感謝です。
春には春の華やかさ、夏には濃い緑、秋の紅葉、冬の雪景色。
あと何度、見ることができるんだろう。そんなことも頭の中をよぎります。

実家では、婚家から持ち込んだホトトギスの花が今年も咲いてくれていて、その事にも感激。父も気にしてたまに世話をしてくれているのでしょう。

実家の近くの山を散歩することもできたし、父の元気な様子も分かったし、良かった良かった。

秋を満喫しながら、穏やかな帰省ができて感謝です。