久しぶりに古いアルバムを聞いています。
何度も聞いて覚えているのに、聞いていたらすとんと胸に落ちた歌がありました。

高石ともやさんとの出会いは中学生のとき。

偶然見ていたテレビ番組で歌ってらっしゃるのを聞いたとき、なぜだかとても好きになりました。
何度かコンサートにも行って、ナターシャーセブンや笠木透さんを聞くようになって。
アルバイトをしてLPレコードを買うようになって。

あれから何十年もの時間が経ったのに、やっぱり聞くと「いいなぁ」と思います。
そして、時間が経ったからこそ、歌の意味が分かって、あらためて「いいなぁ」と思ったり。
今回は“『孤独のマラソンランナー』という歌にぐっと来るものがありました。

そうだよね。走るときは振り向かない。前だけを見て一歩一歩進んで行くんだよね。振り向きもしないで。

ありがとう。
背中を押してもらいました。

先日も揖斐川マラソンで歌ってらしたよ、と友人が写真を送ってくれました。
お元気そうでよかった!
きっとくしゃくしゃの笑顔もそのままなのでしょう。

高石さんの暖かな歌と声を思いながら、今夜はそろそろ休むことにします。