梅雨の時期の対策を考える。
梅雨の時期や台風の時期はジメジメするので、
カビや細菌類の発生が多くなり、
病気の発生率が高くなります。
できれば、無農薬で
イチジク栽培をしたいところですが、
たぶんイチジクが病気になってしまい
実の収穫も諦めざるを得ないことに
なりそうです。
そうなっては元も子もないので、
病気にならないように予防していきたいと思います。
打てる手は打っておくのが得策です。
イチジクに使える殺菌剤
イチジクに使える殺菌剤はいろいろあります。
殺菌剤によって、何に対して効くかも違います。
いろいろ調べてみて、ボクが目をつけたのは
有機栽培でも使用できる農薬(殺菌剤)の
「Zボルドー」です。
Zボルドー
Zボルドーは銅殺菌剤です。
銅のチカラで殺菌します。
このZボルドーはイチジクだけでなく、
かんきつにも適用があるのがポイントです!
- 無機銅剤(塩基性硫酸銅)であり、糸状菌病害から細菌性病害まで幅広い病害に有効である。また、野菜類登録を有しているなど多くの作物へ適用を有する。
- 耐性菌出現リスクが低く、既存剤に対する耐性菌に対しても有効である。
- 日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用することができる薬剤です。
日本農業株式会社WEBサイトより引用
Zボルドーの落とし穴
非常にいい感じのZボルドーですが、
ボクのような家庭菜園レベルで使用する場合
いくつかデメリットがあります。。
①使い切れない。
→最小販売量は500gです。
有効期限内に使い切れる量ではありません。。
②単品使用では注意点がある。
→Zボルドーをイチジクに使うときは
「薬害を生じるおそれがあるので、
薬害軽減のために必ず
炭酸カルシウム水和剤を加用する。」
です。
炭酸カルシウム水和剤
炭酸カルシウム水和剤というのは
「クレフノン」と言うものになります、
いろいろ探してみましたが、
ほぼこの一択しかありません。
・・・で、これがものすごく購入を
躊躇させるものになります。。
このクレフノン自体は割と安いのですが、
最小販売単位が5kgからとなっています。
大量にあるからといって、小分けにして
販売(無償譲渡も含む)することは、
農薬扱いなので禁じられています。
欲しい人にあげることもできません。
(共同購入したテイなら問題なし??)
どのみち、購入する場合は
腹をくくる必要があります。。
ボクは腹をくくりました・・・。
小分けに・・・
そのままでは使いづらいので小分けにしました。。。
9割は使い切れずに家の裏に埋めることと
なりそうです。。
白い粉。ある意味ヤバイ。