樹は育っているんですけど、実が付きません。。。
樹が若い!
樹が若いと中々実の方に栄養がいかず、樹の方を育てたいというように
植物の中で(成長が)起こるので、実には栄養が行かず、樹の方が育ってしまい
結果的に実がつかないという可能性があります。
※栄養生長>生殖生長
肥料が足りない!
いちじくは肥料がすきな植物です。
水と光と肥料でイチジクは枝を伸ばしながら実をつけていきます。
そこで、肥料が足りない場合、実が膨らまないということが起こります。
樹が大きく育っているのに実が付かない(花が咲かない)のは
肥料の問題の可能性がある(窒素が多めになっている)
樹もそんなに大きく育っておらず実がつかないのは
そもそも肥料が足りてない可能性があるので肥料の成分の割合を確認します。
地植えしてしまう!
鉢植えの状態では根っこが制限され詰まった状態だったので
栄養生長から生殖生長へと移行して実がついていたが、
地植えしてしまうと根っこがぐんぐんと伸ばせるので根が緩んでしまいます。
そうすると樹を太らせたいという動きになってしまい(栄養生長に戻ってしまう)
また実の方に栄養がいかなくなります。
なので、植えた直後だったり植えた年に実がつかないのは
よくあることで、植物が樹を大きくしようとしう働きが起こっています。
その場合はあまり心配せず気長に待ちましょう。
植えてしばらくたち根っこがある程度大きくなってくると、
今度樹はそこまで大きくならずに実が膨らんでくるようになります。
地植えの場合は栄養生長が優先されるため、落ち着いてきて
生殖生長になるまで実が付かないことが多いのです。
※栄養生長>生殖生長