2024年二十四節気(にじゅうしせっき)
【第十一】
2024年7月6日(土)23:20~2024年7月21日(日)
「小暑(しょうしょ)」
小暑(しょうしょ)は、二十四節気の第11で、日本においては旧暦5月後半から6月前半にかけて発生します。
現在広まっている定気法では、太陽黄経が105度のときで7月7日ごろに位置します。
暦ではこの日が起こる日とされていますが、天文学ではその瞬間を小暑とし、それを含む日を小暑日(しょうしょび)と呼びます。
恒気法では冬至から13/24年(約197.84日)後の7月7日ごろになります。
小暑から次の節気の大暑前日までがその期間です。
季節の特徴として、梅雨明けが近づき、暑さが本格的になる時期です。
『暦便覧』には「大暑来れる前なればなり」と記されています。
この頃から蝉の鳴き声が聞こえ始めます。
小暑に至っても梅雨が入らない場合、梅雨入りが特定されず、「梅雨入り特定せず(梅雨入りなし)」となることがあります。
これにより、特定地域では梅雨が長引くことがあります。
小暑から立秋までの間は暑中であり、この期間内には暑中見舞いが送られます。
暑中見舞いの時期については諸説ありますが、立秋以降は残暑見舞いになります。
また、小暑は全国高等学校野球選手権地方大会の開幕時期としても知られています。
二十四節気とは?
二十四節気は、1太陽年を24分割し、以下の表のように12の節気と12の中気が交互に配されています。
月名 | 子月 | 丑月 | 寅月 | 卯月 | 辰月 | 巳月 | 午月 | 未月 | 申月 | 酉月 | 戌月 | 亥月 |
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節気 | 大雪 | 小寒 | 立春 | 啓蟄 | 清明 | 立夏 | 芒種 | 小暑 | 立秋 | 白露 | 寒露 | 立冬 |
中気 | 冬至 | 大寒 | 雨水 | 春分 | 穀雨 | 小満 | 夏至 | 大暑 | 処暑 | 秋分 | 霜降 | 小雪 |
天文・平気法などでは、冬至が第1となり、西洋占星術などでは立春が第1となります。
上の方法には、平気法と定気法の2種類があります。
平気法とは、冬至から翌年の冬至までの時間を24等分して、約15日ごとの分点に節気と中気を交互に配した。
そして、基点である冬至を11月に固定して各月には必ず中気が含まれることとし、中気を含まない月ができるとそれを閏月とした。
日本の暦では天保暦の直前まで、いずれも平気法が用いられていた。
定気法とは、平気法のように1太陽年の時間を平均して節気を求めるのではなく、太陽の天球上の通り道である黄道と天の赤道の交点の一つ春分点を基点として24等分し、こうして導き出された15度ごとの黄経上の特定の度を太陽が通過する日に節気と中気を交互に配しています。
このため空間分割法とも呼びます。
現在、中気は黄経30度の倍数、節気はそれに15度を足したものとされています。
引用元:Wikipedia
二十四節気一覧
第十「夏至(げし)」 第十一「小暑(しょうしょ)」 第十二「大暑(たいしょ)」
第十三「立秋(りっしゅう)」第十四「処暑(しょしょ)」第十五「白露(はくろ)」
第十六「秋分(しゅうぶん)」第十七「寒露(かんろ)」第十八「霜降(そうこう)」
第十九「立冬(りっとう)」第二十「小雪(しょうせつ)」第二十一「大雪(たいせつ)」
第二十二「冬至(とうじ)」第二十三「小寒(しょうかん)」第二十四「大寒(だいかん)」