【黄道十二星座守護惑星10天体と神様】
西洋占星術における守護惑星10天体とは?
守護惑星(しゅごわくせい)は、占星術で黄道十二宮のそれぞれを支配すると考えられている(占星術的)惑星です。
守護星、支配星、ルーラーとも呼ばれます。
西洋占星術における守護惑星10天体と守護神様
以下は、それぞれの天体とそれに関連する古代ローマ神話の神々の名前です。
- 太陽 (Sun) - アポロン (Apollo)
- 月 (Moon) - セレーネ (Selene) または アルテミス (Artemis)
- 水星 (Mercury) - メルクリウス (Mercurius)
- 金星 (Venus) - ヴィーナス (Venus)
- 火星 (Mars) - マルス (Mars)
- 木星 (Jupiter) - ジュピター (Jupiter)
- 土星 (Saturn) - サートゥルヌス (Saturnus)
- 天王星 (Uranus) - ウラヌス (Uranus)
- 海王星 (Neptune) - ネプチューン (Neptune)
- 冥王星 (Pluto) - ハーデス (Hades) or プルート (Pluto)
これらの天体は、古代の神話に基づいて名付けられています。
守護惑星の占星術的な意味
西洋占星術において、黄道十二星座
それぞれに支配される天体(プラネット)があります。
各惑星は、自分の支配する宮を通過するときに影響力を強めるかよい影響をもたらし、その反対側の宮を通過するときに影響力を弱めるか悪い影響をもたらす、とされています。
天王星の発見以後の西洋占星術における守護惑星
天王星、海王星、冥王星が発見されると、それぞれ、宝瓶宮、双魚宮、天蠍宮を支配すると考えられた。
この場合、土星、木星、火星はその宮の副支配星という位置づけになりました。
- 太陽 (Sun) - ♌️獅子宮(ししきゅう)
- 月(Moon) - ♋️巨蟹宮(きょかいきゅう)
- 水星(Mercury) - ♊️双児宮(そうじきゅう)、♍️処女宮(しょじょきゅう)
- 金星(Venus) - ♉️金牛宮(きんぎゅうきゅう)、♎️天秤宮(てんびんきゅう)
- 火星(Mars) - ♈️白羊宮(はくようきゅう)、♏️天蠍宮(副:てんかつきゅう)
- 木星(Jupiter) - ♐️人馬宮(じんばきゅう)、♓️双魚宮(副:そうぎょきゅう)
- 土星(Saturn) - ♑️磨羯宮(まかつきゅう)、♒️宝瓶宮(副:ほうへいきゅう)
- 天王星(Uranus) - ♒️宝瓶宮(ほうへいきゅう)
- 海王星(Neptune) - ♓️双魚宮(そうぎょきゅう)
- 冥王星(Pluto) - ♏️天蠍宮(てんかつきゅう)
いまだに水星と金星が2つの宮を支配しているが、これらも新たな惑星が発見されたときに副支配星にまわるとされています。
伝統的な西洋占星術では、天王星、海王星、冥王星を使用しないとう方もみえます。
黄道十二宮![]() |
守護惑星 |
---|---|
♈️白羊宮(はくようきゅう) | 火星 |
♉️金牛宮(きんぎゅうきゅう) | 金星 |
♊️双児宮(そうじきゅう) | 水星 |
♋️巨蟹宮(きょかいきゅう) | 月 |
♌️獅子宮(ししきゅう) | 太陽 |
♍️処女宮(しょじょきゅう) | 水星 |
♎️天秤宮(てんびんきゅう) | 金星 |
♏️天蝎宮(てんかつきゅう) | 冥王星(火星) |
♐️人馬宮(じんばきゅう) | 木星 |
♑️磨羯宮(まかつきゅう) | 土星 |
♒️宝瓶宮(ほうへいきゅう) | 天王星(土星) |
♓️双魚宮(そうぎょきゅう) | 海王星(木星) |
黄道十二宮![]() |
黄道十二星座![]() |
守護惑星 |
---|---|---|
♈️白羊宮(はくようきゅう) | ![]() |
火星 |
♉️金牛宮(きんぎゅうきゅう) | ![]() |
金星 |
♊️双児宮(そうじきゅう) | ![]() |
水星 |
♋️巨蟹宮(きょかいきゅう) | ![]() |
月 |
♌️獅子宮(ししきゅう) | ![]() |
太陽 |
♍️処女宮(しょじょきゅう) | ![]() |
水星 |
♎️天秤宮(てんびんきゅう) | ![]() |
金星 |
♏️天蝎宮(てんかつきゅう) | ![]() |
冥王星(火星) |
♐️人馬宮(じんばきゅう) | ![]() |
木星 |
♑️磨羯宮(まかつきゅう) | ![]() |
土星 |
♒️宝瓶宮(ほうへいきゅう) | ![]() |
天王星(土星) |
♓️双魚宮(そうぎょきゅう) | ![]() |
海王星(木星) |
一般的な西洋占星術における基準では、12星座の期間(2024年の場合)は、以下はです。
牡羊座 (Aries): 3月20日〜4月18日
牡牛座 (Taurus): 4月19日〜5月19日
双子座 (Gemini): 5月20日〜6月20日
蟹座 (Cancer): 6月21日〜7月21日
獅子座 (Leo): 7月22日〜8月21日
乙女座 (Virgo): 8月22日〜9月21日
天秤座 (Libra): 9月22日〜10月22日
蠍座 (Scorpio): 10月23日〜11月21日
射手座 (Sagittarius): 11月22日〜12月20日
山羊座 (Capricornus): 12月21日〜1月19日
水瓶座 (Aquarius): 1月20日〜2月17日
魚座 (Pisces): 2月18日〜3月19日
星座の期間は年ごとにわずかに変化します。
これは、地球の公転の速度や暦のずれなどが影響します。
具体的には、うるう年の影響や暦の修正などによって、星座の期間が微妙に変化することがあります。
2025年の場合、星座の期間がわずかに変わる可能性があります。
しかし、変更は一般的にわずかであり、星座の期間は基本的に同じである傾向があります。
そのため、星座の期間を知る場合は、該当年の具体的な暦や占星術情報を参照することが最善です。
Celestial equator:天の赤道
South pole:南極
North pole:北極
Celestial south pole:天の南極
Celestial north pole:天の北極
Ecliptic:黄道
Equator:赤道
引用元:Wikipedia
[↑上の図の説明]
天球上の黄道12宮は、12個の宮(部屋)に分かれています。
各宮は30度ごとに区切られており、天球上の星座や天体が通過する経路を示しています。
黄道は太陽の年間の運行路であり、天の赤道は地球の赤道面を延長したものです。
黄道と天の赤道の交点は、牡羊座と天秤座の始点にあります。この交点は春分点と秋分点としても知られています。
天の極は、天球上の北極星と南極星がある部分であり、それぞれPとP'で示されています。
天球上の黄道は、0度の蟹座と0度の山羊座で天の赤道と交差します。これらの点は、夏至点と冬至点として知られています。
この図では、太陽は模式的に水瓶座の始点に配置されています。これは、黄道上の位置を示しており、季節によって太陽の位置が変化することを示しています。