『毎日の九星が教える吉凶と方位』

 2024年4月11日(木)の【日の九星】は、三碧木星です

年の九星

九星は年、月、日、時刻それぞれに割り当てられます。

年の九星は、例えばある年が九紫だとすると、その翌年は八白というように一つずつ数字を減らしていき、一白の翌年はまた九紫になるというように変わっていきます。

これを「陰遁」といいます。

年の九星は立春をもって切り替わります。

立春は、年によって変わります。

2024年(令和6年)の九星は三碧木星です。

年の九星の計算法は、西暦年数を9で割った余りを11から引くという計算法です(余りが0なら、余りを9と置き換えます。

余りが1なら、余りを10と置き換えます)。

たとえば2007年は9で割ると割り切れるので、11-9=2となり二黒土星ということになる。
西暦の各位の数を足し、その計算結果の数をさらに各位の数を足し、これを繰り返して1桁になるまで行い、最後に11から引くという計算法でもよいです。

どちらでも同値になりますが、こちらの方が計算が簡単です(計算結果が1になったら10と置き換えて11-10=1で、一白水星)。

たとえば、1997年は1+9+9+7=26、2+6=8となるので、11-8=3、ゆえに三碧木星である。
これらの計算法は紀元後であればすべての年でその年の九星を求められる計算法です。

月の九星

月の九星も陰遁します。

但し、月の九星で使う月は節月です。

例えば、立春から啓蟄の前日までが下表の2月、啓蟄から清明の前日までが3月となります。

9と12の最小公倍数は36なので、月の九星は3年周期ということになります。

2024年4月の九星は、三碧木星です。

月と九星の対応
年の干支 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月
子・卯・午・酉 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白
丑・辰・未・戌 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧
寅・巳・申・亥 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫

日の九星

日の九星は、冬から夏にかけては数字を増やしていく陽遁となり、夏から冬にかけては数字を減らしていく陰遁となります。

流派によって切り替えの日は異なるが、最も一般的なものでは、以下のようにしている。

  • 冬至に最も近い甲子の日を一白として陽遁を始める。
  • 夏至に最も近い甲子の日を九紫として陰遁を始める。

このようにして、基本的には陽遁が180日続き、陽遁から陰遁に切り替わる時は九紫が2日続き、そして陰遁が180日続き、陰遁から陽遁に切り替わる時は一白が2日続くことになります。

但し、このように繰り返していくと陽遁と陰遁とで360日となり、1年の長さに5日ないし6日足りず、やがて冬至・夏至に最も近い甲子の日が切替日ではなくなってしまいます。

そこで、11年~12年に一度、陽遁・陰遁の期間を30日ずつ延長して(陽遁・陰遁をそれぞれ210日ずつとし)、ずれを調整する。

この延長された期間 (60日) を「九星の閏」と言います。

九星の閏の決め方は流派による違いがあり統一されていませんが、次のようなものがあります。

  • 陽遁・陰遁の切替日が240日になる場合、後の60日を九星の閏とします。その場合、冬至または夏至が甲午の場合は後の甲子日を切替日としますが、冬至または夏至が癸巳の場合は、前の甲子日を切替日とする流派と、後の甲子日を切替日とする流派があります。
  • 冬至または夏至の前後1日以内に甲午がある場合に九星の閏を置く。ただしその場合はこの条件だけだとうまく決まらない箇所ができてしまうので、そこで調整が必要となる。

九星の閏を置く場合は、次のように陽遁・陰遁が切り替わります。

  • 冬至前後に九星の閏を置く場合、その期間中の甲午を七赤として陽遁を始める(七赤が2日続く)。
  • 夏至前後に九星の閏を置く場合、その期間中の甲午を三碧として陰遁を始める(三碧が2日続く)。

明治の改暦から2100年までの間で、九星の閏が置かれる位置を次に示す。

ここでは陽遁・陰遁の切替日が240日になる場合、後の60日を九星の閏とし、冬至または夏至が癸巳の場合、後の甲子日を切替日とする方式を基準とし、流派の違いにより、その位置の代わりに置かれうると考えられる位置をカッコ内に示します。

  • 1882年冬
  • 1894年夏
  • 1905年冬
  • 1916年冬(1917年夏)
  • 1928年夏(1928年冬)
  • 1939年冬(1940年夏)
  • 1951年夏(1951年冬)
  • 1962年冬
  • 1974年夏
  • 1985年冬
  • 1997年夏
  • 2008年冬
  • 2019年冬(2020年夏)
  • 2031年冬
  • 2042年冬(2043年夏)
  • 2054年夏(2054年冬)
  • 2065年冬
  • 2077年夏
  • 2088年冬
  • 2100年夏

時の九星

時の九星も日の九星と同様に陽遁・隠遁の別に配されます。

時は2時間を1刻とします。

時刻と九星の対応
陽陰遁 子刻 丑刻 寅刻 卯刻 辰刻 巳刻 午刻 午刻 申刻 酉刻 戌刻 亥刻
陽遁 子・卯・午・酉の日 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫 一白 二黒 三碧
丑・辰・未・戌の日 四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白
寅・巳・申・亥の日 七赤 八白 九紫 一白 二黒 三碧 四緑 五黄 六白 七赤 八白 九紫
陰遁 子・卯・午・酉の日 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤
丑・辰・未・戌の日 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑
寅・巳・申・亥の日 三碧 二黒 一白 九紫 八白 七赤 六白 五黄 四緑 三碧 二黒 一白

奇門遁甲における九星

奇門遁甲において九星というと「天蓬星」・「天芮星」・「天冲星」・「天輔星」・「天禽星」・「天心星」・「天柱星」・「天任星」・「天英星」を指しています。

これらは字で始まる名前を持つため、他の九星と区別する場合に九天星や天蓬九星と呼ぶことがあります。

一部の流派の奇門遁甲では「一白水星」、「二黒土星」、…「九紫火星」を奇門遁甲に組み込んで九宮と呼んでいますが、本来の奇門遁甲には紫白九星がなかった。

また通常は、八方位に後天八卦を対応させた八宮である、坎宮、艮宮、震宮、巽宮、離宮、坤宮、兌宮、乾宮に中央である中宮を加えたものが九宮であり、紫白九星を九宮と呼ぶのは特殊な呼称です。

 

毎日の九星は、日の九星ですね。

 

 

 

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