4月19日(金)〜の二十四節気は?
二十四節気 第六
4月19日(金)23:00~5月4日(土)、第六の二十四節気は、「穀雨(こくう)」です。
穀雨(こくう)は、二十四節気の第6番目に位置し、通常は三月中に訪れます(通常は旧暦の3月内)。
現在広まっている定気法では、太陽黄経が30度のときに(黄道十二宮では金牛宮の原点に相当)、つまり4月20日ごろに訪れます。
この日は暦上では穀雨の始まりを示すものですが、天文学的にはその瞬間とされます。
一方、平気法では冬至から1/3年(約121.75日)後である4月22日ごろに訪れます。
穀雨は、次の節気である立夏前日まで続きます。
穀雨の特徴は、田畑の準備が整い、春の雨が降る頃であり、穀物の成長を助ける雨として知られています。
『暦便覧』には、「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。
穀雨の終わりごろには、八十八夜(立春の87日後の日)があります。
「二十四節気」は、地球上から見た太陽が、一周して戻ってくる一年を四季毎に六等分し、一節気は約十五日間となります。
天の赤道(地球の赤道を延長した道筋)と、黄道(地球から見た太陽の道筋)による、黄経(黄道上の経度)が黄経0度になる交点が春分点、黄経180度になる交点が秋分点です。黄道は、23.4°傾斜があります。
春分点を基準に、黄経を二十四等分した点を太陽の通過する瞬間が二十四節気の変わり目で、季節が分かり易い名前が付いているのが、『二十四節気』になります。
地球は、太陽の周りを公転していますが、わかりやすく、地球を真ん中にして、天の赤道(地球の赤道を延長した道筋)と黄道23.4度太陽
夏至(黄経90度)春分点(黄経0度)秋分点(黄経 180度)冬至(黄経270度)
七十二候
初候
4月19日(金)~4月24日(水)
第十六の七十二候 (しちじゅうにこう)は、二十四節気「穀雨(こくう)」の初候の葭始生(あしはじめてしょうず)になります。
「穀雨(こくう)」の期間の七十二候は以下の通りです。
初候4月19日(金)~4月24日(水)葭始生(あしはじめてしょうず):葦が芽を吹き始める頃
次候4月25日(木)~4月29日(祝・日)霜止出苗(しもやんでなえいづる):霜が終り稲の苗が生長する頃
末候4月30日(火)~5月4日(土)牡丹華(ぼたんはなさく):牡丹の花が咲く頃