4月4日(木)〜の二十四節気は?
二十四節気
「清明(せいめい)」
4月4日(木)16:02~4月18日(木)、第五の二十四節気は、「清明(せいめい)」です。
清明(せいめい)は、二十四節気の第5であり、節月の3月節(旧暦2月後半から3月前半)です。
現在広く使われている定気法では、太陽黄経が15°の時であり、約4月5日ごろとされます。
暦ではその日を示しますが、天文学的にはその瞬間を指します。
一方、恒気法では、冬至から約7/24年(約106.53日)後の約4月7日ごろとなります。
清明の期間は、この日から次の節気である穀雨前日までです。
この時期は、万物が清々しく明るく美しい時期とされています。
古来から、「こよみ便覧」には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」という記述があります。
様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンにもなります。
花言葉でいうと、「清明」を表す花はキンポウゲ科デルフィニウム属のヒエンソウ(Delphinium ajacis)です。
「二十四節気」は、地球上から見た太陽が、一周して戻ってくる一年を四季毎に六等分し、一節気は約十五日間となります。
天の赤道(地球の赤道を延長した道筋)と、黄道(地球から見た太陽の道筋)による、黄経(黄道上の経度)が黄経0度になる交点が春分点、黄経180度になる交点が秋分点です。黄道は、23.4°傾斜があります。
春分点を基準に、黄経を二十四等分した点を太陽の通過する瞬間が二十四節気の変わり目で、季節が分かり易い名前が付いているのが、『二十四節気』になります。
地球は、太陽の周りを公転していますが、わかりやすく、地球を真ん中にして、天の赤道(地球の赤道を延長した道筋)と黄道23.4度太陽
夏至(黄経90度)春分点(黄経0度)秋分点(黄経 180度)冬至(黄経270度)
七十二候
初候
4月4日(木)~4月8日(月)
第十三の七十二候 (しちじゅうにこう)は、二十四節気「清明(せいめい)」の初候の玄鳥至(つばめきたる)になります。
「清明(せいめい)」の期間の七十二候は以下の通りです。
初候4月4日(木)~4月8日(月)玄鳥至(つばめきたる):燕が南からやって来る頃
次候4月9日(火)~4月13日(土)鴻雁北(こうがんきたへかえる):雁が北へ渡って行く頃
末候4月14日(日)~4月18日(木)虹始見(にじはじめてあらわる):雨の後に虹が出始める頃