1月15日(月)〜の七十二候で知った『日本の国鳥』
1月15日(月)~1月19日(金)
第六十九の七十二候 (しちじゅうにこう)は、二十四節気「小寒」の末候の雉始雊(きじはじめてなく)になります。
”雄の雉が鳴き始める”という意味です。
「雉始雊(きじはじめてなく)」は、雉が一年の中で初めて鳴く時期を指し、これは恋をする季節です。
雉の鳴き声はオスによるもので、自分の存在を知らせる合図となります。
雉は日本の国鳥であり、狩猟の対象でもあります。
鳴き声が本格的になるのは3月頃で、これから先、徐々に聞かれるようになります。
現代社会では雉の鳴き声を聞く機会が減っていますが、山や動物園で雉の美しい姿と鳴き声を感じることができます。
寒さが和らぐ頃には、雉の鳴き声を通じて春の訪れを感じるでしょう。
季節が変化するのは、地球が太陽の周りを公転する過程で、地球の自転軸が黄道面に対して傾いているためです。
地球は太陽の周りを1年かけて回り、同時に自転も行います。
しかし、自転軸が黄道面に対して傾いており、この傾きが季節の変化を生む要因です。
地球が太陽からの光を受ける面が常に変わるため、異なる地域に季節が生まれます。
この傾きのため、地球が太陽の周りを公転する過程で、四季が繰り返されます。
具体的には、次のようなサイクルがあります:
- 北極側が太陽を向くとき → 北半球が夏で南半球が冬
- 南極側が太陽を向くとき → 南半球が夏で北半球が冬
- 自転軸が太陽に垂直なとき(太陽は赤道上にくる) → 春と秋
このサイクルにより、地球は夏→秋→冬→春→夏という季節が繰り返されます。
距離の変化ではなく、地球の傾きと自転・公転の関係が季節の変化をもたらしているのです。
地球が自転軸を傾けたまま公転することによって、季節が変化しています。