2024年最初の流星群は、1月に見れる?
「三大流星群」とは、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群である。
しぶんぎ座流星群
出現期間は毎年1月1日頃から1月7日頃で、日本では1月4日ごろに出現の極大を迎え、明け方近くに最も多く見られることが多い。ピークの前後1時間から4時間程度の短時間しか激しい活動が続かないため、ピークが昼間に当たった年はあまり多くの流星を見ることができない。
星座としてのしぶんぎ座は1928年に廃止されており、現在の星座名で「りゅう座流星群」とも呼ばれるが、国際天文学連合は「しぶんぎ座流星群」を正式名称としている。
母天体はヘール・ボップ彗星や小惑星2003 EH1(英語版)などが挙げられている。
観察に適した時間は、4日と5日のそれぞれ1時から5時頃です。(東京の場合)
参考サイト:国立天文台(NAOJ)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/01-topics02.html
ペルセウス座流星群
8月13日ごろに極大を迎え、母天体はスイフト・タットル彗星である。
ふたご座流星群
12月20日ごろ極大を迎え、母天体は小惑星・ファエトンと考えられている。
この他にも、大小様々な流星群がある。三大流星群以外には、
- とも座π流星群(極大日:4月、母天体:グリグ・シェレルップ彗星、2003年に観測が最後)
- みずがめ座η流星群(5月、ハレー彗星)
- はくちょう座κ流星群(8月、不明)
- ジャコビニ流星群(公式名:10月りゅう座流星群、10月、ジャコビニ・ツィナー彗星)
- オリオン座流星群(10月、3000年前のハレー彗星)
- しし座流星群(11月、テンペル・タットル彗星)
- こぐま座流星群(12月、タットル彗星)
などがある。突発性の流星群には
- ほうおう座流星群(1956年12月、ブランペイン彗星)
などがある。
https://youtu.be/cJ23AXRpNSg?si=KmbpoibZbUewd5I2