政治家に求めるものを  本を通して訴えると、このような本になるのではないかと思ったのである。
分かりやすく政治の世界の仕組みを解説しつつ、かくあるべしっ!と多くの人が賛同するであろう主人公が描かれているのである。


中山さんの作品を、中山さんの作品と認識して読んだのは初めてだと思うのである。
作家名を見て、女性作家なのかと勘違いしていたのだが、男性作家さんのようで、作家名はペンネームだと知って、自身が世の中に疎いことを恥ずかしく思ったのである。


中山七里とは、飛騨の武将が切り拓いた街道が七里の区間に及んだ事にちなんで、その辺りの景勝地?観光地?をそう呼ぶようなのである。
「さよならドビュッシー」という代表作のタイトル・作家名から、勝手に音楽に造詣の深い方だと想像していたのだが、、、それも全く外れているそうで、我がことながら面白いと思ったのである。


作家さんのことを知って、別の本も読んでみたいということが時々あるのである。
作品が面白かったから作家さんのことに興味をもったのであって、そこに自分の知らないことや勘違いしていたことがあると、余計に印象に残るものがあるのである。