脳梗塞になって、血圧を下げる薬を処方されている嫁さんが、「八朔を食べられない」ことから 薬の話題になったのである。
沢山の薬を飲んでいることを、自慢げに 誇らしげに 処方箋を出してきた父に、いろいろ考えさせられるのである。
薬を処方され安心に思うことが大事なのかもしれない、薬を飲む必要があるという健康状態を気遣う意識が自身に生じるのも大切なのかもしれない、、、でも、ホントにその薬が必要かどうかについて 全く疑わない患者は、やはりよろしくないだろうなぁ〜と思ったのである。
最近の健康サプリによる健康被害かそうであるように、薬を飲むとはリスクもあって、そこに意識が低いのは如何なものかと思うのである。
人間は、不安に苛まれる生き物なのである。
健康云々より、気持ちの安定が図れるのであればイイような気もするのである。
と考えると、医者・医学を信奉する信者を患者と呼んでいるように思ったのである。
薬とは壺のようなもの、処方箋は経典のようなもの、そんな風に思えてきたのである。