財布を交番に届けた時、お巡りさんに「謝礼はいるか?」と尋ねられたのである。

「はいっ!」と即答したのだが、カッコ悪かったかなぁ〜と電車の中で考えていたのである。



もちろん、お金がほしいのは本音としてあるが、財布が持ち主に戻ったかどうかが1番気になるのである。

お巡りさんの不祥事だって  ちょこちょこニュースになっている時代なのである。



見栄っ張りで、ええカッコシイだった時もあるのだが、ある時から  気持ちに素直になるのが楽だと割り切るようにしたのである。

が、やっぱり周りの印象を気にしている自分もいて、、、なかなか性分は変われないのである。



時間がなかったこともあって   交番では、「断わるっ!」、「ハイ!」と素直に言えたのである。

カッコ悪かったかもしれないが、虚勢を張らなかった自分を少しだけ褒めてあげたいのである。