記憶とは、いい加減なものなのである。

八海山だと思っていたお酒は真澄だったようなのである。



前回買ったお店に伺い「八海山スパークリングをください。」と云うと、『八海山ってスパークリングは家では扱ったことないと思いますよ。』と云われたのである。

「甘口て、フルーティーで、ワインのような感じだったんだけど。」と伝えると、『それなら、真澄だと思いますよ。』と教えてもらったのである。



家に帰り飲んでみると、真澄だったようである。

どこでどう勘違いしたのか、真澄だったのである。



ホットプレートで里芋ハンバーグと長ネギと人参を焼いたのが晩御飯だったのである。

日本酒を飲みながら酒盛りでシェフの役割を誤魔化したのである。