棋聖・藤井聡太さんが王位・木村一基さんを4連勝で破り、王位の座を奪取したのである。
コロナや酷暑、景気の悪さや水害等、残念なニュースが多い中で、キラリと光る話題だけに注目されていると思うのである。


木村さんを応援していた私にはとても残念な結果だったのである。
「また、一から出直します。」という木村さんの弁を知って、やっぱり   また   応援したいなぁ〜としみじみ思ったのである。


若くて、強くて、それでいて控え目な感じの好青年・藤井2冠、素晴らしい人だと感心するのだが、完璧すぎて機械みたいに思えてしまって、、、それに対してウケ師・木村さんの泥臭い感じが応援したくなるのである。
46歳でやっとタイトル獲得(最年長タイトル獲得記録)、将棋界の9段といえばエリート中のエリートですごいんだけど、ホントに頑張り屋さんが夢を実現した人って雰囲気が同じような年代のものとして映っているのである。


「プロ棋士がAIには勝てない時代になって、プロ棋士の役割は終わったと思った。でも、だからこそ、人間味のあるプロ棋士を応援してくださるのかもしれません。」みたいなことを王位就任の式典かどこかで仰ったそうで、正に素晴らしい人間味が木村さんの魅力なのだと思っているのである。
負けても立ち上がる、浮き沈みがあっても前を見て、、、その姿に勇気づけられるのである。