こんばんは!


プライベートジムbellezza秋葉原店トレーナー、沖田です!


さて、今日もビタミンの話。

なんでこんなビタミンにこだわるかって、

どこのプライベートジムもやる糖質制限は、

体を酸性に傾けてしまいがち。


抗酸化には、ビタミンです。


今日ご紹介するビタミンB群は抗酸化というより代謝や免疫ですが...

これからビタミンCやらEやらの時に出てきますので、お待ちください!


ってことで今日はビタミンB6から。



ビタミンB6


ビタミンB6はたんぱく質を分解してアミノ酸にする酵素と、
アミノ酸を別のアミノ酸に組み替える酵素の補酵素としてその働きを助けます。


というわけで、ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質代謝に働くとして、
ビタミンB6はたんぱく質代謝に必要だと、軽く覚えてください。


たんぱく質のアミノ酸への分解や別のアミノ酸への合成に支障が出ると、
アミノ酸から構成されるたんぱく質も当然影響を受けます。


髪や皮膚や粘膜をはじめとする多くの体組織や酸素を運搬するヘモグロビン、
病原菌と闘う抗体や神経伝達物質もたんぱく質から作られます。


このビタミンが不足してしまうとアミノ酸の代謝が滞り、こうした働きにも影響がでて、
湿疹や免疫低下や貧血に悩んでしまうでしょう。



ビタミンB12


ビタミン1.2.6ときて、次に紹介するのはビタミンB12。

ビタミンB12は、エネルギー代謝と脂質の代謝に関わってきますが、
細胞の分裂・分化には欠かせない遺伝子を構成する核酸の合成に関わっています。


そんなビタミンB12は赤血球を作る脊髄や胃腸の粘膜など細胞分裂の活発な組織で活躍するため、
欠乏すると赤血球の成熟に異常をきたす悪性貧血や、消化器官にも障害を起こします。


しじみ、牛レバーに多く含まれていますし、特に日常で欠乏にはなりません。
が、微生物によって生成されるので、植物性食品には例外を除いて含まれていないため、
ベジタリアンは要注意、ですかね。



ナイアシン


ビタミンB群の一種で、脂質や糖質からエネルギーを産生する際に働く酸化還元酵素の補酵素として働きます。


脂質の代謝を促進する働きがあるということで、、
1日に1500mgのナイアシン摂取で中性脂肪やコレステロール値が低下することが知られています。


また、ビタミンB1とともにアルコールの分解を促す酵素の補酵素として、密接に関わります。

欠乏すると、皮膚炎や下痢、小児の成長障害が現れてきます。

が、タンパク質の多い魚や肉類を摂っていると、そこまで不足にはなりません。問題なしです。



パントテン酸


ビタミンB群の一種で、コエンザイムA(CoA)と呼ばれる補酵素の構成成分として糖質、脂質、アミノ酸代謝に関わっています。


それにプラスして、彼は善玉コレステロールを増やしてもくれます。


コレステロールは本来体に不可欠なものですが、摂りすぎると動脈硬化を起こすので、
今や「コレステロール0」なんて食品が出てるんですね。


また、副腎皮質ホルモンという、抗ストレスにもなるホルモンの合成にも関与します。


パントテン酸はギリシャ語の「いたるところにある」という言葉から来ていて、
その名の通り動物性から植物性まで広く食品に含まれます。

また腸内細菌によっても合成もされます。しゅごい。


というわけで、欠乏症の確認例はほぼ見られません。

戦時中の飢餓囚人に見られた、とかのレベルなので、
現代なら誰だって安心ですね!


今日はこの辺で。


ビタミンシリーズは、、、、長い!!