着物について【黒留袖】 前編 | ファッション情報

着物について【黒留袖】 前編

着物には「黒留袖」と言う種類が有ります。

これは既婚女性が慶事に出席する際の礼装になります。

基本は黒で、足元の部分に金色の柄が入っている着物です。

結婚式の際には新郎新婦の母親や、仲人の奥様、親戚親類の既婚女性の方が黒留袖を着ます。

元々、黒留袖と呼ばれていた訳ではなく、昭和45年頃は関東地域で「江戸褄」と呼ばれていたそうです。

先ほど紹介した様に黒地に足元の部分だけに柄が入っており、後は白抜きした紋が背中、胸、袖に入っています。

「留袖」と言う名称の意味は、振り袖等にある長い袂部分を切って留めたと言う意味があるそうで、こう呼ばれる様になったと言われています。

また「留」には留める(とめる)の他に、嫁いだ先に留まる(とどまる)と言う意味もあるそうです。

黒留袖の裾部分にあしらわれている柄の主流は「松竹梅」「鶴と亀」と言ったお祝い事で使われる柄となっています。

また、現在の黒留袖の仕立ては着やすさを重視した「比翼仕立て」になっていて、襟と裾部分が二枚着ている様な感じに見える仕立てになっています。

これによって二重の襦袢を着なくてもよくなりました。



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