以前に
イメージアップセミナーの件を記事にして下さり、お世話になった新聞記者さんから、
『お母様の本が出たときはぜひ取材させてください』と、
ずっと言っていただいていました。
ありがたいことです。
その件で、
今日母の病院にて、取材がありました。
(母は難病のALS患者です)
この本が出て感じたこと、
どういう思いで短歌を書き続けているか、など、
言葉もしゃべれず、書くこともできないので、
効率の良い取材が出来ない中、お越しいただき優しく気遣っていただき、
本当にありがたく思いました。
『なお子さんにとって、お母様がこうやって書き続けていることで感じることはどんなことですか?』と
最後に質問され、
あふれるほどに感じる思いがあるのに、
その場で言葉を発声すると同時に涙があふれてしまいそうで、
止まらなくなりそうで、
胸が詰まり、
喉が締まるような痛みを感じ、
答えたいことは山ほどあるのに、声にすることが出来ず、
ただ、熱くなる目頭を自制するのが精いっぱいで
全然答えられなかった。
母が、この状態で、大変な中、これだけ一つのことを続けていること、
思いを発していること、
本当に尊敬しています。
私が今の母の状態だったら絶対にできないと思う。自分に負けてしまうだろう。
この病気になるまで、母が本を出すなど思ってもみなかった。
他から見れば、行き地獄のような、悲惨な難病に思いもよらず襲われ、
その病気とこんな風に共存する力があるとは思ってもみなかった。
母に新聞社から取材があるなど、
今の状態になるまで、
周りの誰も考えもしなかった。
母は私にとって反面教師だと思っていた。
母のような専業主婦になりたくなくて、こんな自分になった。
でも母がいなかったら今の私はなかった。
私のお母さんが母じゃなかったら私はいなかった。
私はとても勘違いをしていた娘でした。
母の命の灯が消えない限り、
私はずっとずっと全力で応援したいと思っています。
そして、
母に教えられた強さをもって
自分のできることで、人の役に立っていきたいと
無意識にいつも感じていて、
知らないうちに、いつも
そうするための方法を考えている自分がいます。
私ができることで、人の役に立てることは、
病気になる前の母のように、
家事と育児と家族の世話や、
あるいは仕事などで、自分の時間を持つこともできないまま、
年齢を重ね、
自分の夢をあきらめてしまいかけていたり、
自分の存在の素晴らしさを忘れかけてしまっている女性たちに、
元気に、自分自身が夢を持ってイキイキと人生を楽しんでもらうこと。
そう思って、イメージアップセミナーを立ち上げました。
メークの楽しさを知って、自分の印象に自信を持ってもらいたい。
女性が笑顔になれば、家庭は明るくなり、子どももイキイキする。
明るくて幸せな家庭が増えることは、人の心を健康にし、生産効率を上げ、循環して社会が明るくなります。
私はそういう社会の一端に、少しで良いから役に立ちたいなぁと思っています。
それを周りに伝えられる自分になりたいと思います。
これが、母を前にすると、あふれる涙を抑えるのに必死で全然言葉に出来ないようでは、
私はまだまだなんだろうなぁ。
母は病床で昨日誕生日を迎えました。
おめでとう。
いつまでも元気で、
って元気とは言えないかもしれないけど、
生きていてくれるだけで、私は嬉しいです。