【衆院選】菅直人氏、公職選挙法違反の疑い 「山本太郎さんが応援に来てくれた。20時を過ぎていたがメガホンで肉声の演説」とツイッター投稿
普通の政治家ならば、元首相であるにもかかわらず連続して選挙区で敗退すれば「自分は有権者の信を失ったのではないか」と落ち込むところだ。
だが、菅氏ともなるとそんな後ろ向きな発想とは無縁のようだ。
振り返ると菅氏の生命力はすさまじい。首相時代の平成23年3月11日には、参院決算委員会で在日韓国人からの違法献金問題を追及されて万事休すかとみられていたその当日に、東日本大震災が発生して問題はうやむやとなった。
同年6月には、菅内閣不信任決議案が採決される直前に退陣を約束し、 党内の根強い自身への反発を和らげ、決議案が否決されると あっさり前言を翻してそれから3カ月近く居座った。
「菅は能力的にはダメだけど、生き残るための嗅覚はすごい」
当時、民主党の閣僚経験者はこう評価し、今回の衆院選で落選した渡辺喜美元行革担当相は「延命学の大家だ」と感嘆した。菅氏は、政権発足からまだ5カ月の22年11月の時点で 「内閣支持率1%でも辞めない」とも述べており、自分の将来を正確に見通したその先見性も空恐ろしい。
この衆院選でも、菅氏のこうした執念はいかんなく発揮された。
選挙戦最終盤の12月12日には自身のツイッターでこうつぶやいた。
「山本太郎さん(参院議員)が応援に来てくれた。20時を過ぎていたがメガホンで肉声の演説。
待っていた人の心をつかむ訴えだった。党派を超えて脱原発派の輪が広がっている」
公職選挙法の164条は「何人も、午後8時から翌日午前8時までの間は、
選挙運動のため、街頭演説をすることはできない」と定めている。
総務省選挙課によると、「この条文に拡声器と肉声の区別はない」とのことである。
さすがは菅氏である。生き残るためならば、法に抵触する恐れがあろうと敢然とタブーに切り込み、
それを堂々とインターネット上で公表している。凡俗の身にはとてもまねができない。
(政治部編集委員)
http://www.sankei.com/premium/news/141218/prm1412180010-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/141218/prm1412180010-n3.html
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年齢や職業は関係ないな