それは、まだパジャマ姿のまま10時36分まで寝てしまったことを、しんみりと反省していた午前中の出来事だった。
玄関ドアチャイムが2回、ゆっくりと鳴った。
恐る恐る、部屋の画面で訪問者を確認。なんと!警察官?(らしいお洋服を着てお帽子も被ってた。)
決死の覚悟で、半分だけ開けたドアのしたを警察官の方が足で抑えている。
私)『なにかありましたでしょうか?』
警)『住民台帳記入してください。』
とB5サイズの用紙を差し出す。
私)『部屋の中で書きますので、少々お待ち下さい。』
警)『はい。』
と、いったんドアを閉め、カード記入するも、不明点ありドア外の警察官の方に訪ねるため、ドアを開け
私)『あっつ中にどうぞお入りください。すみません。不明点教えてください。』
警察官が玄関の中に入った瞬間に
私)『あの〜。失礼ですが、本当に警察官の方ですか?』
と、本当に失礼な質問をした私。
警)『はい。お見せします。○○警察署の○○です。』と言いながら
警察手帳を見せていただいた!
このような場面、テレビ番組でしか見たことない、私。
若い警察官の方 威厳あってカッコよかった!! (あっ...すみません。)
そしてなぜか、左胸ポケットいっぱいにボールペン 黒 赤 シャープペン ラインマーカー等 さしていた。
そうゆう決まりがあるのか?
(不謹慎で、申し訳ございません。)
耳元の無線スピーカーから
『☆‼*?♪△○○』
と言葉が漏れる。
本当にテレビドラマのようだ!!
住民台帳は近くの交番に保管され、転居のさいにはシュレッターで処理されるとの事。
その後、
警)『オレオレ詐欺に注意、警察官を名乗るのがある。白黒コピーですみませんが、。』と用紙文章を説明された。
私)『私は、ピンポンをチャイム鳴っても、絶対に対応していません。』
警)『それくらい、慎重でしたら良いですね。』
はい。
私)『それでは、説明書は冷蔵庫に貼っておきます。』
警)『好きにされてください。』
と言って帰られました。
でも、私が、新しい住民となった事、なぜご存知なのか?
答えが分からないまま、現在に至る。やはり心配性の私。