未来の食いしん坊 | フレンチレストランベルエキップ ~みずなみ焼と地元野菜をこよなく愛するシェフのblog~

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岐阜県瑞浪市のフレンチレストランベルエキップシェフのblogです。日々の出来事から、料理に対する想い、新作料理や仕入状況、イベント情報等を発信していきます。





世の中動いてます。

ベンツもボルボも内燃機関のみの自動車の生産中止を発表してます。

まだ先ですが

燃料電池を作るのにCO2が出るとか、電気を供給するのに原発以外なら火力発電したらこれまたCO2出るとか

地球温暖化についてはそんなに知りませんが関係なく世の中進みます。

今までの職種の方々には大打撃で、新しい職種の方々には未来が開けてます。

世の中グローバルになり日本だからとか、アメリカだからとかというのが工業製品に関してはもはや

ないです

TOYOTAの新型カムリのデザインはアメリカの方ですし、新型のシビックtypeRはイギリス産です。

スカイラインのエンジンはベンツ製ですし、新しいスープラのエンジンはBMW製だそうです。

ゴジラはアメリカでも日本でも作られますし、ポケモンゴーもアメリカの会社が作ってますし、アメリカの作ったパワーレンジャーが日本でも公開されます。

何がなんだからわからないのがグローバル企業ですが、これが今の世の中だそうです。

ヨーロッパでは日本車はそんなに売れてないし、正直CO2削減にほんとに繋がるなかはわからないので

日本は日本独自で良いと勝手に思ってます。

なんでもかんでも追随する必要もないです。

日本の部品が世界中の車にたくさん使われてます。

日本は世界最大の自動車部品製造国です。

スマホもしかり

製品ではなくこれからの日本の生きる道かもしれません。

アメリカでたくさん売れる車で日本のメーカーは何だかんだ成り立ってます。

アメリカの売れてる車種トップスリーはピックアップトラックだそうです。

日本だとNワゴンやノートe-powerです。

ところ変われば品変わるです。



フランス料理の肉料理なんて焼いて塩してソースをかけるだけです。

どんなに世の中進化しようと肉料理は

ソースがタレになるとか漬けるとか

炭火焼なのかウォーターバスなのかオイルバスなのか真空調理なのかオーブンなのか
フライパンなのか直火のか違っていても

火入れするということはほぼおんなじです。

写真は美濃健豚という豚肉の火入れです。



こちらは日本最強の鴨の火入れです。

厨房と客席の照明の違いはあるんですが

火入れに対する考えは

ストレスをかけず旨味を凝縮しそして膨らませ、メイラード反応で旨味を纏わせ肉汁を踊らせるイメージなのは同じですが

方法は全く違います。

豚や牛や鳥ならば血が肉にはほとんどないです。

鴨や鳩や鹿というフランス料理のご馳走には血があります。

フランス料理のご馳走の肉料理は血こそが命です。

この芳香な香りと旨味に満ちた血に完全に火入れしたらレバニラ炒めのレバーになります。

けれど火入れしないと日本のお客様には抵抗があります。

ので

肉には火を入れて血には火を入れない!

血にはコクを与えるのみ!

をします。

フランス料理のご馳走は最高のメインは

アロマがないとセクシーでないといけません!

目をつぶって食べて潤いある官能的な肉に恍惚としてこそ

フレンチ最高の肉料理です

鴨の火入れは去年より遥かに進化したと思ってます。

何より鴨自体違うものに国産に変わりましたし、その鴨の美味しさ自体もフランス産と全く違うので変えるのは必然なんですが

以前より美味しい!

と胸を張れるレベルにクォリティになりました。

肉料理には未来があります。

昔より遥かに美味しくなってます。

牛肉は昔のほうが美味しいと思ってます。

理由は簡単で需要と供給の問題で、畜産農家さんが増えないのに焼肉屋さんとか肉バルとか増えてます。

おかしくないですか

鳥や豚は肥育期間が圧倒的に短いです。

牛なら2年から3年もかかります。

もちろんそのぶん大きいですが

この鴨も驚くほど美味しい!

この豚も僕の修業時代とは雲泥の差あります!

ならば肉料理は昔より絶対美味しくなる!

なんせ人の手で育てるんですから

世の中どんなに進化しようとも食いしん坊は絶対います!

昔より遥かに美味しい!

今を生きる料理人ならば当たり前にしないといけません!

だって車は昔より遥かに進化してるんですから!

これから進む道が正しいのか間違いなのかはかりません!

けれど僕は人を人間を信じてます!

明るい未来はあります!

肉料理はめちゃめちゃ明るいです!

食べることを愛してる食いしん坊な肉好きなお客様のためにも

張りきります!