職人さん | フレンチレストランベルエキップ ~みずなみ焼と地元野菜をこよなく愛するシェフのblog~

フレンチレストランベルエキップ ~みずなみ焼と地元野菜をこよなく愛するシェフのblog~

岐阜県瑞浪市のフレンチレストランベルエキップシェフのblogです。日々の出来事から、料理に対する想い、新作料理や仕入状況、イベント情報等を発信していきます。



食べに行くときわざわざ行くお店は職人さんがいるお店が好きです。

職人とか専門店とか、長年やられてるとか

同じお金を払うのならその人の、そのお店の料理がわざわざ食べたいから。

チェーン店はお手軽にいつでも満足できる料理を作れるように工夫されてます。

それはそれで僕も行きますが、時間があるときはやはり職人さんのいるお店。

見分け方や僕の好みのお店はたいがいお店の方は謙虚です。

勘違いしてほしくないのは

‘自信のある謙虚’

本物は本物を知るではないですが、自分より腕の良い職人さんを知っているし、何より今もまだ修行中で
道半ばと自覚されてるので

自分はまだまだですという

今世の中は出たもの勝ちのようで、たいしたことことない人は謙虚さもなく

よくわからない自信に満ち溢れていてます。 

職人や料理人は日陰の仕事です。

僕ら厨房で粛々と料理に打ち込み、お客様を満足させることに精を出します。

写真の苺のように、食べてもらい美味しいと言っていただけるように、長年月日をかけてその一瞬にかけます。

料理評論家や、料理研究家のほうが、料理人よりもステータスもたかく、仮に講演するときも講師をするときもギャラが高いのは

変です。

僕らはプロ野球なら選手で毎日毎日プレーをします。

毎日毎日どんなときも料理を作り続けるのが、調子の良いときも悪いときも作り続けるのがプロ。

たまにしか作らないとか、教えるだけのような人達と一緒にされたくない。

その人達のほうが遥かに自信満々でお話されます。

そしてその人達のほうが遥かに影響力もあります。

残念ながら収入も。

成績はそこそこで話の上手いプロ野球選手よりも

話はつまらないけれど素晴らしい成績を残す選手のほうを聞きたい。

人格者であろうとなかろうとプロは成績が全てです。

料理人は美味しさが全てで、お店はそこにおもてなしや心地よい空間を作りお客様をお迎えします。

料理人は日陰です。

写真はアンコたっぷりの鯛焼き。

これでいくらだと思いますか?

何時間かけてアンコを炊き、生地にもこだわり作り続けてると思いますか?

世の中が変なんです。

先ほど書いたように僕らは毎日毎日プレーするプレーヤーです。

半端な方と同じにされたくないです。

だからこそみんな厄介で、良い意味では個性的で、社交性にはかけます。

だって僕らは人のみ前で話すのが仕事ではなく、美味しい料理を作るのが仕事だからです。

できることならそんなお店に皆さん行ってください。

職人になるには、料理人になるには長い年月や苦しい鍛錬が必要です。

無くなってしまえばそれは0になります。

お店はお客様に育ててもらうと思ってます。

写真一番上はオマール海老から出汁を取ってます。

出汁ひとつとってもお店の、料理人の考えや嗜好、志向があります。

僕の個人的な好みや考えなんですが、僕が行きたいお店そうゆうことです。

飲食店はいろいろな種類、カテゴリーがあり千差万別です。
 
僕は自分が料理人として生きて行きたいので、料理人として先輩のお店に行くのが好きなのかもしれません。

残念ながらこの東濃地方にもそんな職人や料理人が少なくなってます。

大切な人をお食事に誘うときにどこに行くか?

本当に美味しいものを食べに行くときどこに行くか?

誰かに胸を張って自慢できるお店があるのか?

遠くの友人を招くとき、この地方らしく、そしてその人を感動させるお店があるのか?

そんなときベルエキップがそこに入れるようにまだまだ精進するしかない。

とりあえずオマール海老のソースはベルエキップは美味しいと自負してます(-_-;)

アンコも苺も瑞浪は美味しいです!