ランチ | フレンチレストランベルエキップ ~みずなみ焼と地元野菜をこよなく愛するシェフのblog~

フレンチレストランベルエキップ ~みずなみ焼と地元野菜をこよなく愛するシェフのblog~

岐阜県瑞浪市のフレンチレストランベルエキップシェフのblogです。日々の出来事から、料理に対する想い、新作料理や仕入状況、イベント情報等を発信していきます。

行きたいなぁと思うお店はネットでよく調べます。

食べた方の感想とか口コミはあまり見ず、料理の写真を見ます。

つい二年、三年前までは飲食店で写真を撮るのはマナー違反とされていたのが、今は誰もそんなことも言わず

リアルタイムにFacebookなどにアップする時代です。

ベルエキップは基本的にOKなんですが、マナーとしては他のお客様の顔を撮らないとか、撮りにくい状況ならお店の方に言うくらいでしょうか。

できたら綺麗に撮ってほしいのが料理人の希望です(>_<)

写真を見ればだいたい料理がわかるからです。 

今は写真の修正は当たり前で、プリクラなんてほぼ別人レベルなので、お店のホームページの写真はあまり信用しない。

ベルエキップは基本的に僕が携帯で撮るので、そんな加工はしませんが、パソコンとかうまく使えるといじりたくなるのもわかる気がします。

口コミをどうして見ないかと言うと、何を食べたかということが大きいからです。

僕は一番美味しい、またはおすすめを食べに行きますし、予約し何がおすすめかなどを聞き、僕はこういうのが食べたい旨をいいます。

理由は美味しい料理を食べたいから

本当にそれだけ

初めて行くお店で自分にジャストフィットする店はなかなかないし、フランス料理店なら手間暇かかるので予約し、しかも食べたいおすすめなものを聞けば、そのお店の自信作やより良いものが食べれる。

ランチの口コミは特に全く見ません。

ランチはディナーのたいがい1/3のお値段。

喫茶店のモーニングも、モーニングサービスというようにサービスとしてつけていた物がいつしか当たり前になり、誰も感謝しなくなりました。

鮨屋さんの昔のランチは、前日の夜に出なかったネタを煮たり焼いたり、バラチラシなどにして提供していたので、お値段も安く無駄もでない。

仕込みの最中にできるレベルで、店の味を知ってもらい、本来の鮨を食べてもらいたいという

想い

でした

過去形

今はランチ命のお客様が増え、わざわざランチ用のグレードの食材を仕入れるようになりました。

店側の思いとは別に、ランチはランチ

安くて品数豊富でたくさんサービスしてもらい、できたら割引券あると嬉しい。

お値段1/3なのに求めるレベルが質の良さより、お得感になってます。

それで飲食店に未来があるんでしょうか?

本当に料理にこだわるお店は夜だけの影響のところもあります。

昼前から夜のために仕込みをしないと間に合わないのと

中途半端な料理は出したくない

というこれも想い

僕の尊敬する鮨職人のお店もランチしません。

その方は鮨を握りたい

天ぷらも茶碗蒸しも作りたくない

俺は鮨職人だ



鮨屋なのに天ぷらも茶碗蒸しも出るのって本来変でしょ?

ミシュラン星付きの鮨屋さんでそんなランチありますか?

天ぷらは天ぷら屋さんや和食屋さん。

なんでもありになると何屋かわからなくなります。

好きでやってるわけではないと思います。

そうしないとやっていけないし、お刺身だけでは安く提供できないからだと思います。

ベルエキップはランチ用の前菜に、ランチ用のメイン料理。

ディナーでお出しする時はリーズナブルなコースで提供します。

お値段が高いコースでメインになることは絶対にありません。

お魚にかんしてはお刺身用しか仕入れないので違いますが。

ご要望があったり、コースの流れで前菜に少し出すことはありますが、ランチ用なので。

ランチだけで評価されるのは本意ではないです。

もちろんきちんと手間暇かけてますが、できたらおすすめや自信作や、本来お客様に一番食べていただきたい料理がいいです。

これはどの飲食店も本音だと思います。

ランチ主役のお店なのか?

ディナーなのか?

コースなのか?アラカルトなのか?

それをランチのひとくくりや、お値段だけで区別するのは乱暴です。

ランチでこんなに豪華で品数豊富で良かったので、ディナーに来たらがっかり

よく聞きます。

店側としてはランチは儲けよりも宣伝やサービスの度合いが強い。

けれどお客様の気持ちもよくわかります。

僕でも期待しますから。

過ぎたるは及ばざるが如し

ランチに関してはやりすぎで、そしてお客様も求めすぎです。

僕はランチでも品数勝負の小さな前菜を並べることはしません。

きちんとした料理を出したい。

5品の前菜盛り合わせとか喜ばれますが、手間暇かけた1品のほうが僕は好きです。

合う合わない、当たりハズレもありますが、ランチはある意味冒険もできます。

よく真ん中のコースとか、安いコースでお店の実力わかるといいますが間違いです。

一番高いコースに決まってます。

予約し、そのお客様のために仕入れし仕込む方が圧倒的に美味しいに決まってます。

自分なら一番高いコースに、一番美味しい料理、自信作をお出しする!

お値段が下がれば、下がったなりのお料理になります。

飛行機のファーストクラスと、エコノミークラスて雲泥の差がありませんか?

コンサートはアリーナ席と三階席違いませんか?

そうゆうことです。

予約やどこに行くか悩むのも、外食の楽しみの一つです。

旅行にいくときの下調べと同じです(^^)

外食を楽しむイベントとしてください!

もちろん気楽に行けるお店も大切です!

ベルエキップもランチは気楽にクラシックなフランス料理を現代的にすると決めてます!

ディナーはお値段によりますが、世界一や本物と呼ばれるものを提供します!

フランス料理店のランチでおすすめするなら、お魚料理がメインであるお店です。

お肉は一週間以上持ちますが、魚は持ちません。

破棄する可能性高いのにあるということ。

けれど肉か魚かメインが選べると嬉しくないですか?

料理人の心意気が感じられます。

ちなみにベルエキップは、先ほど書いたようにお魚はお刺身用しか仕入れないので、ランチから凄く良い魚なんですが、わかりずらいようです(-_-;)



 ランチ用に作っていた瑞浪ボーノポークのブレゼ。

カジュアルなディナーのフルコースにも提供します!

理由は

美味しいから!

クォリティー高いから!

他で食べれない料理として完成して

しまったから!

昇格しました!

そんなこともあるので、僕はランチも好きになりました!

手間暇かけて何げない食材も美味しくするのって、料理人としての本来の姿(^^)

ちなみにこのブレゼは4日かかるのです。

作るのに(-_-;)