日本の職人 | フレンチレストランベルエキップ ~みずなみ焼と地元野菜をこよなく愛するシェフのblog~

フレンチレストランベルエキップ ~みずなみ焼と地元野菜をこよなく愛するシェフのblog~

岐阜県瑞浪市のフレンチレストランベルエキップシェフのblogです。日々の出来事から、料理に対する想い、新作料理や仕入状況、イベント情報等を発信していきます。


畳床の職人さんの言葉

先輩が残してきた技術を失いたくない

先輩に対する敬意

神業のような仕事をした畳床

汗水垂らして一心不乱に仕事するその姿は、美しく神々しくさえ見える

悪い言い方をすると、最近チャラチャラしたものばかりが溢れてる

聞こえの良い言葉を並べた歌や、中身よりも外見を磨く人や、どんなに素晴らしい技術で高品質な物を作ろうと、有名ブランドには勝てない

今の僕らが悪いのでなく、余りある時間がゆっくり流れていたかつての時代には

手間暇を惜しむことのない、人の手で作った物を大切に、大事に使い続ける文化

今は消費する

棄てる文化

めまぐるしく変わる世の中に取り残されないようにするのに必死

取り残されても本当はいいのに、取り残されることを悪のように煽る


写真は国際陶磁器フェスティバルに提供する予定の料理の仕込み

今からしてます

玉ねぎを何時間も何時間も炒めここまでしてます

昔は一週間くらいかける料理は結構ありました

素晴らしい食材を適切な火入れをする料理も素晴らしい!

けれどこういった、何気ない食材も手間暇かけてそれらに負けないような料理も

素晴らしい!

僕は両方作りたい!

理由は先輩に負けたくないから!

僕ら料理人の先輩達は、みんなこの手の仕事をし

全て自分達で作ってきました

世の中便利でネットでなんでも買え、なんでもわかります

けれど本当に手間暇かけた料理は

食べることはほとんどない

だって作る人がいないから

そしてその価値を理解せずに、コストや時間的なこと理由に認めないお店や経営者

お金がなければ生きていけない

けれど無くしてはいけないものもある

両方欲しい贅沢な僕です
 
手間暇はやるだけです

お金は

頑張ってますが(-_-;)

国際陶磁器フェスティバル

9/14、15、16

ランチの時間にお出しする予定です

手間暇かけた料理て実は気軽に食べられる料理が多いです

先ほど書いたように、何気ない食材を宝物のような料理に僕ら料理人が

魔法をかけるのです

ただの粘土を器に変えるように、僕らは食材を料理に変えます!