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表皮は、皮膚の3層構造の最も外側にある厚さはほんの0.1~0.3mm程度の薄い層ですが、
大変丈夫な層です。

「キメ細かい肌」「キメ」とは、この表皮の表面にあるくぼみ(皮溝)と盛り上がり(皮丘)でできた凹凸のことです。肌のキメが細かいというのは、この皮溝の幅が狭く皮丘が平らで揃っている状態を指します薔薇


表皮は内側から基底層、有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層(かりゅうそう)、透明層(手のひら・足裏など皮膚の厚い箇所にのみ存在する)、角質層に分けられます。

表皮の外側の部分である角質層は、水をはじき、細菌やウイルス、その他の異物が体内に侵入する
のを防ぐ働きをしていますキラキラ


基底層で作られた細胞は、分裂して順次上に移動しながら基底細胞→有棘細胞→顆粒細胞→角質細胞と変化していきます(この変化の過程が「角化」)。一番外側の角質細胞は一定期間その場に留まり、表面から順次垢となってはがれ落ちるので、角質層は常に一定の厚さに保たれています。このように、お肌の細胞が毎日少しずつ生まれ変わる動きをターンオーバーと言いますWハート


日焼けなどで皮膚に炎症を起こすとターンオーバーのサイクルが普通よりも短くなります。すると未熟な細胞が成長しきらないうちにバリア役である表面の角質がはがれ落ちてしまい、まだ充分な防御力を持たない細胞が外界にさらされることになります。当然、そのような細胞は刺激をしっかりと防ぐことができないので、肌荒れや乾燥、バリア力の低下が起こります。

一方、お肌の老化によってターンオーバーのサイクルが長くなると、本当ならすでに垢となって去ってゆくべき角質がなかなか皮膚表面からはがれ落ちません。そうして古い細胞が溜まり続けると、角質層は次第にぶ厚く固くなってゆき、肌は透明感を失ってくすんでしまうというわけです。

このように、ターンオーバーが丁度良い速度でバランスよく行われることで、初めて美しさと強さを兼ね備えた肌が保たれるのですキャハハ


表皮の役割として、
(1)皮膚の内側にある筋肉や神経、血管といった器官を外気や紫外線、外傷から守る。 
(2)免疫情報をやりとりして生体を防御する。
(3)皮脂腺から分泌される皮脂や汗に覆われることによって皮膚に潤いと滑らかさを与え、ホコリや細菌などから体を守る 

があります。


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