伝説は受け継がれる。ゼニス社の日本限定モデル！

こんにちは

1969年、日本のセイコーからクォーツ式時計の量産が始まり機械式時計は窮地に立たされますが、同年、皮肉にも機械式時計の伝説的なムーブメントが発表されます。

そのムーブメントの名は「エル・プリメロ」。

天頂を意味する社名「ゼニス社」の名機ですね。

その性能は機械式としては非常に優れていたのもののクォーツ式の製造コストと精度ではかなわずゼニス社も他ブランドの例外ではなく経営は窮地に立たされる。

そして経営危機からアメリカの企業に買収され経営者が変わるとなんとこのエル・プリメロの設計図から工具まですべて破棄を命じられたのです。経営者からすれば時代遅れの機械式時計と決別するためだったのかも知れません。

ところが当時ゼニス社の時計技師のシャルル・ベルモは、会社の命令に背いて「エル・プリメロ」に関する資料を屋根裏に隠した。

時計技師だからこそわかるクォーツ式にはない価値。それを大事にしかったのでしょう。

そして、その後やはりクォーツ式とは違うこの機械式の価値が再度見直された時、シャルル・ベルモ氏の勇気ある行動により伝説的ムーブメントは復活を果たすことになりました。

さて、本日はこの「エル・プリメロ」をさらなる高い名声へと導く新型エル・プリメロ搭載。しかも日本限定のモデルのご紹介ですよ！

ZENITH

ゼニス

デファイ

エル・プリメロ 21

日本限定モデル

95.9003.9004/78.R588

伝説的ムーブメント「エル・プリメロ」の進化型エル・プリメロ 9004を搭載した日本限定モデル95.9003.9004/78.R588です(*'ω'*)

こちら過去に1/10秒という驚異の精度を実現したエル・プリメロのなんとさらに10倍!1/100秒の精度を実現した驚異の高精度ムーブメント搭載。ムーブメントで評価の高いゼニス社の誇りと伝統がさらなる高みへと導いた新世代エル・プリメロ。スケルトン文字盤が流行しておりますが、この時計は本当に中身が見えることに意味がある時計ですね！

その精度を視覚的に見ることも可能です。インナーベゼルに0～100までの目盛りがありますが、センターにあるクロノ針が1秒間に一回回転する仕様になっており本当にそれが1/100秒単位で動いていることを視覚的に確認ができます。動画は下記です。

機械式時計で振動数 360,000 振動/時(50 Hz)を実現するとは本当にすごいですね！

さて、ムーブメントの実力もさることながらデザインもすばらしい。スケルトン仕様の文字盤はまさにうってつけのデザインですがこちらの日本限定モデルは白を基調にしたデザインで、内部は過去からの伝統を受け継ぎながら現代～未来感まで感じさせるスタイリッシュなデザイン。白のラバーベルトがまた相性抜群ですね！