部品の一つ一つがもはや芸術品。最高峰ブランドの一本。

こんにちは

昨日は日本のスイスで誕生した日本製の実用性の非常に高い時計、アストロンをご紹介しましたが、一方、電池も必要なく電子回路も持たないゼンマイを駆動源とした本場スイスの高級機械式時計ではその卓越した技術が実用性とは違った次元で高い価値を持っています。

本日はこの機械式時計での最高峰。複雑系な機構も驚くべき高度な技術で生み出すブランドからの一本です。

PATEK PHILIPPE

SEIKOが別次元ならこちらもある意味別次元。機械式時計の最高峰パテックフィリップの人気モデル「アクアノート」の生産終了のモデルです！

見た目はシンプルで高級感のあるイエローゴールドのケースは同ブランドの名作ノーチラスからインスピレーションを受けた絶妙な丸みを帯びた8角形がエレガント。

現在はアラビア数字のインデックスですが、こちらローマ数字を採用したアクアノートとなりより一層高級感が感じられますね。

さて、機械式時計はシンプルな時計でも中身は非常に複雑。いかにして時間というものを針の動きで視覚化したのか(; ･`д･´)語ると尽きない時計の世界が詰まっています。

ムーブメントは一つ一つのパーツはただの破片に過ぎないが、その形状の組み合わせが複雑な力の伝搬を創り出し時の表示となる。その根源はゼンマイであり自動巻きであればゼンマイを巻き上げるローターだ。そしてローターの動きは身に着けた腕の動きと地球の重力や遠心力などが関係してくる。

つまり電気の力もなくゼンマイに蓄えられた力が歯車やがんぎ車などの形状のみにより、単純であったはずの力を伝搬し変換され針が地球の自転とわずかな公転のサイクルである一日と同じにぴたりと回る。不思議でござる(; ･`д･´)不思議でござるよ！

そのような考えれば摩訶不思議な世界を電力も使わず腕時計の小さなケースに収めそれを最高峰まで高めてきたのがパテックフィリップです。

精度ではクォーツ式に劣るもののこれはやはり凄いことです。だからこそ機械式時計はクォーツショック以降も価値があり続けるわけですね。

芸術品や美術品はその意味を知った時、とても価値を感じますが、パテックフィリップの時計は部品一つ一つに大きな意味があり、そしてそれらが極限まで高められた芸術品のような存在ですね(*'ω'*)

是非、その目で確かめてみてください！

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