一気に飛躍する瞬間「テイクオフ・ポイント」を迎えよう
今年12月、ノルウェーオスロ支庁舎にてノーベル平和賞が3人の女性に授与されました。受賞したリベリアのサーリーフ大統領、同じくリベリアの平和活動家・リーマ・ボウイーさん、そしてイエメンの人権活動家タワックル・カルマンさんに世界は歓喜と称賛の拍手を贈りました。
中でも、「アラブの春」と呼ばれる中東の民主化活動にも多大に寄与したと言われ、ノーベル平和賞最年少受賞者であるカルマンさん(32歳)は、授賞式典にてこう言葉を残しています。
「抑圧や暴力に対し、非暴力で対抗できるとずっと信じてやってきた」
揺るぎない信念を掲げ、崇高に努力を重ね続ける力。
これを私は、“留まる力”と「成功できる人の営業思考」(PHPビジネス新書)では命名しました。
他の候補者の名が挙がっていたにも関わらず、圧勝でこの3名に光が当てられた理由は「長年の怯まない活動」が評価されたとの見方もあり、ここでも“留まる力”が発揮された例だと捉えることができるでしょう。
また、このような面白い記事も発見しました。
女性の地位向上は政治体制の民主化を準備するという側面を持つ。「女性の識字率が上昇し、出生率が低下すると、その国では変革が起きる」。フランスの歴史人口・家族人類学者のエマニュエル・トッド氏は女性問題と民主化の相関関係をそう指摘する。
(出典元:毎日新聞 2011年10月8日 東京朝刊)
女性の社会進出が進むと民主化も相関的に進む(世の中が変革する)という見解。この逆もありなのではないかと、世の中が変革する乱世でこそ女性の社会進出が相関的に進むと私は敢えて読んでみました。現に日本歴史上、戦時にこそ女性の社会進出が躍進したと言われています。従来は男性が中心となって従事していた職業に、戦へ向かった男性の代わりに女性がその役割を担い、結果女性の未開分野への進出や活躍が急速した背景があると言われています。
千年に一度の大悲劇が起こった日本。今年一年は大袈裟に表現すると予測不可能な“乱世”であったとも言えるでしょう。
誰もが目を伏せ閉口せざるを得ない現実が日本を襲いつつも、「女性力」を発揮したニュースが日本中に感動と希望を提供してくれました。
まずは皆さんご存知、なでしこジャパンの快進撃。アメリカに先制点を奪われ固唾を呑む緊張の中に、澤選手のゴールが日本中を歓喜に沸かせました。今でこそなでしこブームは脚光を浴びておりますが、そこまでには相当な試練を幾多も乗り越えた努力=「留まった」力があったのも事実。この快挙は偶然に引き起されたものではなく、積み重ねた力が万事花開いた必然でありました。
そして同じくスポーツの世界。浅田真央選手が見事なまでに世界選手権で優勝を飾ったことはまだ記憶に新しいことでしょう。平静を装えない出来事が起こったとしても、最愛の母からのお教えを崇高に守り続け地道に鍛錬を重ねた軌跡があったからこそ、大成果を発揮し日本中を感動の涙に誘いました。
ある意味、留まり続けることは勇気を要します。本当に自分のしていることは正しいのだろうか?結果が出ない不安と焦燥で一時は「避けた」ほうが無難であるとさえも感じるようになるのです。
(「留まる」と「避ける」の境界線については本著をお読みください)
しかし、留まり続けると一気に「テイクオフ・ポイント」がやってきます。これまでの努力は“成長爆発”を迎え、一気に一気に運やチャンスは押し寄せてくるのです。
ある時点で急激に成果が伸びるポイントを、「テイクオフ・ポイント」と名付けました。飛行機は滑走路を加速していって、ある時点でタイヤが滑走路から離れ、飛び立つ瞬間を迎えます。この瞬間と、成果が急上昇する瞬間がとても似ているからです。
「成功できる人の営業思考」P195より
気高く自分の信念やフィールドに留まり続け、努力を習慣化する道のり。
そして飛躍の瞬間を迎える「テイクオフ・ポイント」。
私も来年はさらに努力を怠らず、留まり続け、新たなる「テイクオフ・ポイント」を迎えられるよう精進したいと思います。
今年はこの「成功できる人の営業思考」を出版でき、多くの多くの皆様から温かいご支援を頂けましたこと、両手いっぱい感謝申し上げます。
どうぞ皆様も2012年は素晴らしき「テイクオフ・ポイント」へ跳躍できますことを、心より祈念いたしております!
※この内容は「成功できる人の営業思考」Facebook公式サポートページ における【アナザー・ストーリー】として掲載されています。アナザー・ストーリーとは、本著には書ききれなかった内容などを綴っています。いいね!を押していただけますと内容がご覧いただけますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
「成功できる人の営業思考」Facebook公式サポートページ

