ストレスと自己効力感 | 女性営業 人材育成コンサルタント 太田彩子ブログ

ストレスと自己効力感

よく研修や講演最後の質疑応答で、「太田さんは悩むことはあるのですか?失敗などどう乗り越えていっているのでしょうか?」を受けることが多いです。こんなハシクレ者の私にもありがたきご質問と感謝しています。そこで、悩みや失敗などマイナスに遭遇したときの「力」について本日は考えてみたいと思います。



職場や仕事、自分の将来について悩むことはありますか?ない、と断言できる人がいれば、それは嘘になるでしょう。誰もが悩み、それを乗り越えたからこそ悩まなくなった、というケースは多くの成功者に見られる現象でしょうが。



このような仕事に携わっていると、多くの女性の成長、飛躍、感動、変化、笑いや喜びに出逢います。同時に、それらは先天的なものではなく、倍の数だけの涙、試練、否定、拒絶、躓きがあった後天的な産物であると断定できます。

生きていれば悩みや苦労に遭遇するのは当然。性悪説を唱えたくはありませんが、スムーズに仕事が進むほど怖いものはないと思っています。



昨年の調査にはなりますが、働く人630人に尋ねた「ストレスや不安はありますか?」に対して、全体の84%が「ある」と答えています。(日本産業カウンセラー協会調べ )。



そんな中、調査結果では75%の人が「意識してストレス解消をしている方法がある」と言っています。ストレス解消のために、「十分な睡眠」(55%)、「家族や友人とのおしゃべり」(49%)、「美味しいものを食べる」(40%)と、みなストレス解決には答えをある程度持っている様子です。



しかし、何か問題が目の前に立ち塞がったとき、美味しいものを食べたり、美しい夜景を見に行ったり、休日昼までぐうぐう寝ていたり、愚痴を存分に知人に喋ったところで根本の解決にはならないでしょう。一時的な気分転換としては楽しいですが、職場に戻ったら元の木阿弥。私も昔は、月曜日の朝が憂鬱でたまらなかったことを想い出します。



ではそのストレスに対していかに冷静に対処し、いちはやく問題から抜け出すことができるのか?


失敗や躓きをものともしない、という人がいるとすれば、その人は失敗に反応しないのではなく、誰もよりも素早く失敗を成功への材料や糧と変換することができる人でしょう。そのような変換力が早い人ほど、思考スイッチが瞬く間に作動され、行動も早い。



そしてそのような人たちには共通するものがあります。それは総じて皆、「自己効力感」が高いこと。揺るぎない目標への達成意欲が強く、目標到達能力が高い。自己効力感という感覚が極めて高い人ほど、何かマイナス効力が邪魔をしても瞬時に軌道修正できるのです。



自己効力感については、私の過去のブログ 「自己効力感を高める」  記事が2009年に書かれているのでご覧ください。(かなり昔で恥ずかしいな~苦笑)



思えば私もこの自己効力感は日々、トレーニングされてきているのだと感じます。その一つが、早起き。いま発売中のプレジデント誌でも、私の早起き記事が取材されております。実際に、朝4時台に起きるようになってから仕事効率が格段に速くなったのみならず、朝に正常で健全なアウトプットができるようになりました。限られた朝の時間にやりきる力がついてくるので、自然と自己効力感が高まっているのかもしれません。



女性営業コンサルタント ベレフェクト社長


PRESIDENT、P19をご覧ください。


そしてもう一つが、趣味の山歩き。これは結果論に過ぎないのですが、山好きな理由の一つは、頑張って登った山頂からの眺めや達成感が何とも言えぬ幸福感を呼び寄せてくれるから。登り切ったことは、自己効力感を高める「達成感」にも通じる部分。小さくても達成感の積み重ねは、自然と自己効力感を高める結果となっているようです。

※余談ではありますが、今月は百名山を2か所、九州の開聞岳と鳥取の大山へ登ってきました。追ってブログにもアップしようと思っています。


山に限らずとも、結果を出す人にはトライアスロンだったり、マラソンなど持続力を期待されることを習慣化している人が多いですよね。



ストレスや不安、失敗や躓きは完全になくすことはできない。けれど、変換することはできる。成否を分ける重要な分岐点は、自己効力感の高さにありそうです。