任意団体におけるリーダーについて感じること | 女性営業 人材育成コンサルタント 太田彩子ブログ

任意団体におけるリーダーについて感じること

最近めまぐるしいスケジュールで動いており、毎日弾丸トラベラー状態で全国を動きまわっている最中です。ブログがなかなか更新できず申し訳ありません。



少し前になりますが、私も幹部として運営している難病のこどものある会の創立10周年記念旅行を開催しました。99年に会長の指にとまった、たった5家族でスタートした会ですが、稀少難病と言われつつもお陰さまで全国約40家族にまで発展することができました。同じ創業メンバーとしてこんなに嬉しいことはありません。



総会を東京大学病院の大会議室で開催し、懇意にしていただいている東大医学部教授のI先生に講演していただきました。小児医療の最近事例などをお話いただき吸い込まれるように聴き入ります。中でも印象深かったのが、「女性が産む、産まないことも女性本位で決められる」時代になったこと。女性の社会進出に比例して、子育てや母親としての価値観も多様になりましたよね。昔は「産むことが当たり前」だったようですから。



その後も、東京医科歯科大S教授や鳥取医大のO先生など、まさに小児医療界の重鎮たる先生よりお話いただき身にしみて我々の恵まれた環境に感謝してしまいました。




10周年総会は私も旅行幹事として、宴会司会として務めました。これを企画するのも仕事の合間にアイディアを出し制作物をつくり多くのご協力をいただきました。お陰さまで、総会最後はメンバー全員が感動に包まれて、事務局長も涙でした。



女性営業コンサルタント ベレフェクト社長


と、前置きが長くなりました。今日のブログのテーマは、任意団体におけるリーダーの存在について感じたことです。



リーダー論については様々な議論があり考え方があります。強いチームに欠かせないリーダーシップには、基盤(十分な資源や信頼関係ある環境)が必要であったり、メンバー個々の能力発揮や役割担当なども挙げられるでしょう。私はリーダーシップの専門家ではありませんが、周囲のどの組織を見てもリーダーありきで強いチームも出来上がる、ということは間違っていなさそうです。



そして今回感じたのは、特に我々のような任意団体の場合、リーダーの存在こそがチームの将来に大きな影響を与えていることです。10年続けてきた中で、チームをとりまく様々な葛藤、摩擦、コンフリクトに出会ってきました。そして特に、このような任意団体は企業組織のように利益追求型ではないので、いとも簡単に辞めることが可能です。よほどのビジョンや崇高な想いが軸としてない限り、継続にも困難をきたします。頑張ったからと言って給料が出るものでもありません。「もう限界、や~めた!」といつでも放り出せるのです。チームメンバー間同志の方向性がズレて分裂したり、運営費(現在、任意団体の主な活動収入源は会費とスポンサー寄付金など)が底をついて活動停止したりする例は、日常茶飯事なのです。



場合によっては継続さえも難しく、いとも簡単に分裂または消滅してしまう任意団体。ではどうすれば、継続および発展を続けることができるのか?



今の私の結論は、リーダーの存在です。まさに私たちの会でも、事務局長のJさんありきで結束を続けられたのだと思います。



正直、私たちも本業で忙しいですからボランティアにも限界があります。それでも自主的に喜んでリーダーについていき、喜んで役割を担えることができるのは「未来の子供たちのため」だけです。

「稀少な病を持つ子供たちがより明るく生きていける社会のために」というリーダーの崇高な想いに私たちメンバーは喜んでフォローして(ついてきて)います。いつの間にか私たちは、「子供たちのため、社会のため」というリーダーのビジョンに巻き込まれ、共有し、ついていき、行動を続けるようになったのです。そしてこれも実現できるのは、リーダーが何があっても「やり遂げる」行動を辞めずにいるからこそ、私たちフォロワーも次にするべき行動がわかっているのです。



リーダーの諦めず軸の折れない信念と行動に私たちは心から共感し、喜んでリーダーについて行っている。フォローしているのです。だから、続けることができたし、今後も続け発展し続けることができる。



この当たり前のようで難しいリーダーの法則。私もひとつの小さな会社の責任者として、そして今や500名近くにまで成長した「営業部女子課 」の主宰者として、見えないけれどとてつもない大きな責任を感じます。

利益追求型ではないという括りでは、まさに「女性営業のさらなる活躍と、女性営業力を通じた社会活性」の想いだけで創った「営業部女子課」も同じかもしれません。



そんなことをプライベートの場で感じ、自分の使命新たにした次第です。