読書のススメ、本屋さんのススメ
読書は学問の術なり、学問は事をなすの術なり。
(福沢諭吉『学問のすすめ』)
本は先人の知恵が詰まった結晶です。私たちは限られた資源(時間、お金、環境等)の中でしか生きられない訳ですから、最大限の幸福のために最も効率よく世の教えを吸収するためには読書は欠かせない方法だと思います。
書物というのはポケットに入れて持ち歩ける庭のようなものである。
(アラビアの古い格言)
しかし、「いざ読まん」と意気揚々と多くの本を買い込みページをめくっても、大量の文字に辟易して結局最後まで読破できない…。そう悩む方も多いのではないでしょうか?
そんな時こそ、難しい本ではなくても短時間で読み切れる本がお勧めです。先日発売された、an an でも、「短時間で読み切れる本を」とのリクエストを受けて、紹介させていただいたのがこちらの企画です。
『凹んだ心をアゲる 啓発本』
P74~P75 にて、ビジネス書書評のカリスマ「女子勉」で大活躍中の 女子勉子 さん と私の二人で女性におススメ自己啓発本を紹介しております。この取材ページ以外でも、勉子さんはビジネス書のプロフェッショナルですから、定期的なチェックを是非してみてください。
職場の人間関係に疲れたとき、仕事でやる気がおきない時ときこそ本を手にとって読書の世界観に没頭してみてはいかがでしょうか。
マガジンハウス社 an an 6月1日号
表紙は、錦戸亮さんです
思えば私もどれだけ本に救われたことでしょう。先が見えずに不安だった頃、周囲についていけずに一人悶々と閉じこもっていた頃、人を信用できず孤立無援状態だったころ、頑張っているのに結果が出ずに営業を諦めていた頃など、多くの多くの本に出会い、一歩前に足を踏み出す力を与えてくれました。悩んだときは「メンターに相談しよう」という教えもありますが、何もメンターは実際に面識のない人でも構わないと思っています。本の著者だったり、本に登場してきた主人公だったりでも、私たちの人生を導いてくれる貴重な相談者になり得るのです。
本の中には、それをよんでわれわれが学ぶためでなく、
著者が何かを知っていたということを
我々に知らせるために書かれたと思われるような本がある。
(ゲーテ)
読書は、一人のようで一人ではない。本を書いている人との二人の時間である。
(斎藤孝 『読書力』)
そしてもう一つ。この記事でも取材いただいた通り、悩んでいるときこそ本屋さんへ足を運ぶことをお勧めしています。アマゾンなどネット注文は確かに便利ですし、私も利用します。が、本屋さんに足を踏み入れたときのワクワク感や選ぶ楽しさは他には変えられない臨場感があるのです。1冊の本との出会いって、人の出会いに似通っていると思います。自分のエンジンとなり、行動の源泉となり、生きるを豊かにさせる出会いのパワースポット。そう思うと、駅前で時間が空いたときに喫茶店を探してうろうろするよりも、ちょっと本屋さんに入ってみようって、思いませんか?
良書をはじめて読むときには、新しい友を得たようである。
(ゴールドスミス)
さらに、今年に入って本屋さんを益々好きになった理由もあるのです。この世界のプロと言われる方との出会いが、本好きを加速させてくれました。芳林堂高田馬場さん、丸善川崎ラゾーナさん、丸善丸の内オアゾさんなど信頼する方のおススメは必ずチェックして、他人にプレゼントしたりもしています。このあたりはまた今度、詳しく触れたいと思っています。
たかが一冊、されど一冊。もしかして今日、本屋さんで手に取る一冊が私たちの人生を変えてしまうかもしれません。
私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、本と接したからである。
(アナトール・フランス)
