「1億売るオンナ」制作舞台裏④運命の「タイトル決め」
第4章 運命の「タイトル決め」
編集作業が進む中、タイトル決めの日がやってきました。
本の売上は、タイトル・カバー・キャッチコピー で決まるとも言われます。それくらい重要なものだそう。
過去に私は本を3冊出版していましたが、
別にタイトルは何でもよいや、出版社さんが良いものを決めてくれるだろうと本当に無頓着でした。
それだけ担当編集者さん任せだったのです。
(当時の編集者さん、依存気味の私を支えていただき
本当に有難うございました^^)
O氏からの急ぎメールが入ります。
タイトル決めの会議が夕方にあるので意見がほしい、と。
~当時を振り返って~ 担当編集者O氏コメント~
※本物です
この時点で考えていたタイトルの候補は、次の通りでした。
【案1】メーンタイトル→営業は女子にまかせなさい!
サブタイトル →1億売る女性が実践している「8つの習慣」
【案2】メーンタイトル→1億売るオンナのセールストーク&マナー術
サブタイトル →なし
もともと本書を企画した弊社Yは案1を推していました。
このタイトル自体はけっこうインパクトあるし、著者のデビュー作『売れる女性の営業力』が堅調に売れていたことから、私も、案1がいいかな、と思っていました。
ですが、せっかくのプレゼンですから、もう一つ案を考えることにしました。
トップセールスウーマンの象徴として「1億売るオンナ」をタイトルに出すことで、読者とのフック(架け橋)になるのではないか、と考え、案2も併せて提案しました。
たまたま新潟出張中であった私は、
現地の女性営業チームへ緊急協力の要請。
その場では、こんな意見が交わされました。
◎ 「8つの習慣」
→とても◎。これをしたら私も真似ができそう。
◎ 「1億売る女性が実践している8つの習慣」
→1億、というと身近な感じではないが、習慣を真似することで
私も近づけるかもしれない。
○ 「オンナ」「セールストーク&マナー術」
→オンナ、という響きが入りやすそう。すぐ真似できそう
○ 「営業は女子にまかせなさい!」
→これを大タイトルにするのは全員賛成。
サブタイトルに、「1億売る・・8つの習慣」が良い。
実は、当初本命だったのが「営業は女子にまかせなさい!」だったんです。
まさしく私が伝えたいメッセージの想いそのものであったから。
しかしタイトル会議後、Oさんからこんなメールがやってきました。
===============(以下、メール本文)
本線だった『営業は女子にまかせなさい!』は、
営業部から、異論が出ました。
作り手の言いっぱなしになり、読者からスルーされるのではないか、と。
そこで、太田さんから一押しをいただいた「8つの習慣」をあえてタイトルに出し、そこに、「1億売るオンナの」という冠を載せることにしました。
編集部の女性もその場に出席しておりまして、
そのうちの一人からこの案が出され、その瞬間に全員一致で「行こう!」と
決まりました。
================
なるほど!
女性営業活用に命をかけている私にとって、
ここでも「作り手目線」から逸脱できていなかったのです。
実際に、本を手に取る人は作り手ではなく「読み手」です。
普段から散々「営業は相手思考で」とかエラそうに言っているくせに、
当の私が本質的なことを忘れていたのでした。
運命を左右するタイトルが決定し、作品に対する想いがどんどん募ります。
~当時を振り返って~ 担当編集者O氏コメント~
※本物です
タイトル会議の冒頭、営業部から、案1)営業は女子にまかせなさい!に対していきなり異論が出されました。
発言者は男性でしたが、営業ジャンルの本ですから営業担当者の意見は無視できません。
といって、案2)も単に内容を説明しただけだし、
今一つ推しづらいなあ、という空気の中でなかなか名案が出ず、30分あまりが経過しました。
そんな重苦しい雰囲気の中で、著者の太田さんと同い年の女性編集者から、
『1億売るオンナの8つの習慣』というタイトルが出されました。
一瞬ポカンとした私は、「なるほど!」と膝を叩き、
このタイトルに決めました。参加者全員が同意してくれました。
太田さんも納得してくださり、ホッとしました。
次はカバーデザインの発注です。
≫次へ 「1億売るオンナ」制作舞台裏⑤賛成?反対?カバーデザイン
「1億売るオンナの8つの習慣」 2010年11月10日発売!

