NYでの「サービス」に関する所感
以前のブログでも、商品の見せ方やVMDについて所感を綴りましたが、
先週NYで感じた消費者への「サービス」について今日は書こうと思います。
GROUND ZEROのある周辺で
少しばかり散歩しながらフラフラと買い物をしました。
いくつかの店、レストランを通じて感じたことは、“サービスはお金で買える”という概念です。
つまり、安い店では皆無というくらい顧客思考ではなく、
高い店ではそれなりの満足するサービスを受けられるという、この差が顕著であるということです。
日本であれば、安かろう悪かろうという言葉もありますが、
安い店だからといって顧客を軽んじているということはあり得ません。
たとえばユニクロに行ったら店員がまったく接客してくれない、ということにも遭遇しないし、
マックで100円のコーヒーのみを注文したって店員はニッコリと笑顔で対応してくれます。
それがNYでは(他の都市はわかりませんが)、
タクシーに乗ったら平気で運転手は私用の電話に夢中になっているし、
量販店のレジでは店員同士がペチャクチャおしゃべりをしています。
一方でお金をいくらか投じるお店では、店員は懇切丁寧であり、
おまけに安い店よりも“きれいな英語”で接客をしてくれます。
つまり、「ものの値段」によってサービスがはっきりと差別され、
これほどビジネスに対する割り切り感が亮かに伺えたのは驚きでした。
日本では政府がデフレ宣言を公にして
企業存続の条件として人件費などのコスト削減が必須と叫ばれる今、
構造不況の中“サービスの質と維持”はどこまで守り抜けるのか、その行方が気になります。
