初めて宝石を感じた日 | あなたはどんな宝石?ー美しい星のきらめく私たちー

あなたはどんな宝石?ー美しい星のきらめく私たちー

ちょっと不思議な宝石店「ギンザベルエトワール」に集まる美しい宝石たち。
その宝石たちと出逢い、私たち人間が紡いでいく素晴らしい物語。
地球からの愛情がたくさんつまった宝石たちからのメッセージを私の体験を通してあなたへお届けします。

ちょっと不思議な宝石店

ギンザベルエトワール

すずきです爆  笑

 

前回の続き

(先代社長との出逢い前編はこちらへ)

 

銀座の宝石店宝石白キラキラ

 

初めての場所に緊張していた私

 

Nちゃんから

 

とっても優しい社長さん

 

を、紹介してくれると聞いていたのに

 

今、私の目の前にいる社長さんは

 

あきらかに

 

ちょっと険しい顔の社長さん

 

事態がわからず、

さらに緊張が増していく私…

 

いつも笑顔の友人Nちゃんも

緊張している様子

 

今となってはどのように

ご挨拶をしたかもよく覚えていません。

 

 

ほぼ昼夜逆転のような仕事

 

その職場における複雑な人間関係

 

そのことが大きな原因となり

 

いつも疲れている私

 

今の自分は何かが違う気がして

なんか変わりたい

 

というようなことを

泣くのを我慢しながら

話したことを記憶しています。

 

 

 「それで、

 あなたはこれから

 どうなりたいの?」

 

相変わらず

険しい表情の社長さんからの質問に

私は言葉を詰まらせます。

 

 

私はこれからどうなりたいのだろう?

 

やりたいこともよくわからない…

 
 

 

しばらくの沈黙のあと

やっと出てきたのは

 

「人に元気を

 あげられるような人に

 なりたいです…」

 

 

小学生か!

突っ込みを入れたくなるような

答えなのですが

その時の私は心の底からそう思いました。

 

 

私の周りひとたち

 

家族

 

友人

 

みんなに笑顔でいてほしい

 

仕事を通して

日常生活を通して

 

かかわりあう人たちに

少しでも

幸せを感じてもらえることをしたい

 
 

 

やっと私から出た心からの思いに

 

目の前の社長さんは

 

優しく微笑んでくれた

 

のではなく…

 

「あなたね、

 自分自身を全く大切にできていない人が

 人を笑顔にできるはずなんて

 ないでしょ!」

 

と、不機嫌度が上がっています。

 

 

なんで?

なんで初対面の人から

怒られなきゃいけないのだろう?

 

と思うと同時くらいに

 

「これを持ってみなさい」

と、社長さんはケースの中から

大きな緑色の宝石がついているリングを選び

私の左手のひらに乗せてくれます。

 

※実際のリングとは異なります

 
 

えっ?

 

手の平から何かが全身に伝わる感じがする。

 

と同時に

 

足の裏から頭の先に向けて

ものすごい勢いで

まるで

大きな滝が逆流しているように

太い何かが

 

ごぉぉぉ

 

音を立てて流れていくのを感じます。

 

もう涙を我慢することなんて忘れていました。

 

呼吸が乱れるくらい泣きながらリングを握っている私。

 

でも、涙の理由はわかりません。

 

リングを握らせてもらって30秒くらい経った頃でしょうか?

 

足から頭、全身を逆流するような

 

ごぉぉぉという音が徐々に小さくなってきたころ

 

「ちょっと立ってごらん」

 

社長さんに言われるまま立ち上がると

 

身体が軽い!

 

驚いて社長さんの顔を見ると

 

さっきまでの険しい表情ではなく

本で見た通り

とっても優しい笑顔の社長さん

 

 

 
そこがいます。

 

そして

 

「これを見てごらん」

 

ご自身の左手を私の前に差し出しました。

 

「こんなになっちゃったよ」

 

そこには社長さんの汗でびしょびしょになった

コインくらい大きい赤い宝石があるのでした。

 

※実際の宝石とは異なります

 

私に緑色の宝石のリングを握らせているとき、

ご自身はこの赤い宝石を握り、

私の様子を見守っていてくれたようでした。

 

 

「あなたの中にあった

 不安や悲しみをとるために

 この宝石が必要だったんだ」

 

 

その時の私は

それがどのような宝石で

どういったことが起こっているのか

全く分かりませんでした。

 

 

ただ、

 

その笑顔の社長さんと

何より私自身の身体の軽さ

心の晴れやかさに安心していたことを覚えています。

 
 

 

そして

 

目には見えない

何か不思議なものを持つ宝石

 

 

そして

 

初対面の私に対し

大切な何かに気づくために

真剣に向き合ってくださった先代社長

 

この出逢い

このご縁を

 

誰かから

 

自分が大きく変わるチャンスを

プレゼントされたような気がした私

 

後先考えずに

「ここで働かせてください」

と言葉にしていました。

 

 

5年前のあの日

 

「宝石なんて…」と思い込んでいた私が

「宝石の美しさに秘められた何か」を探す

今の私へと続く道を歩みだしたのでした。

 

 

このご縁を運んできてくれた友人Nちゃん

 

そして

 

今、こうしてこのブログにてご縁してくださっている方へ

感謝の気持ちをお伝えします。

 

ありがとうございますラブラブ

 

あなたも宝石

私も宝石

今日も一緒に輝こう☆

 
 
すずき爆  笑