西荻窪のリフトアップと肌再生 プライベートエステサロン ベルレステの小俣です
数あるブログの中からお越しいただき、ありがとうございます
こんにちは
今回は春先の肌荒れの対処法第2弾!
次というか正確にいうと同時進行の場合がほとんどですが
それは「乾燥」です。
今回は「バリア機能低下と乾燥」した時のホームケアについてのお話。
炎症が起きて敏感になっているお肌は角質層がかなり薄くなっている事が多いと思います。
角質ってセロハンテープを取る時にテープが白く指紋の跡が残りますよね?あれ、角質です
お水やお湯でも簡単に角質は一緒に流れてしまうと言われています。だから洗顔のしすぎは乾燥肌になるとも言われてますよね
角質は外からの刺激などからお肌を守る役目と同時に水分を逃さないようにしてくれてる壁みたいなもの。角質の表面はpHが弱酸性で菌が侵入しないようになっていて、水分が外に逃げ出さないようになっている皮脂膜(脂と水分の混ざってる層)というバリアが守ってくれてます。
この皮脂膜が弱くなり角質層がどんどん薄くなってしまうと…乾燥肌になり、皮膚が薄く刺激に弱いお肌になるんですよね〜その状態がすすんだものが「アトピー肌」です。
だったら、
「角質層と皮脂膜でしっかりした壁を作れば外からの刺激にも強くなり
綺麗なお肌のを保つ事が出来るんじゃない?」
って思いませんか?
その通り!
まずは取り急ぎする事は保湿とその保湿力を保つバリアを作ることです。
でもね~ただなんでも化粧水をなんでもバシャバシャとつければいいわけではないのですが(笑)
やらないよりはよい。ですかね保湿化粧水の成分もとても重要になります。
角質層で保湿力を発揮する大切な構成成分。
①NMF:ナチュラルモイスチュアライジングファクター(天然保湿因子)
②細胞間脂質:セラミドが保湿の主成分
NMF:ナチュラルモイスチュアライジングファクター(天然保湿因子)の事。1gで4リットルの水分をつかんで離さないという驚異の保湿力!アミノ酸やよくみなさんがご存知の尿素などの保湿成分で構成されて
います。
細胞間脂質の主な主成分はみなさんよくご存知の「セラミド」が主成分です。
これがペラペラの角質と角質の間にたくさんあるとしっかりのりづけしてくれて水分保持をしてくれます。
サンドイッチの間にある「マヨネーズたっぷりの卵」です(笑) 伝わらないかな~
マヨネーズ少ないとすぐはがれちゃう(笑)
とにかく、炎症している肌は乾燥しているので、まずその乾燥を改善していくには・・・
1、バリア機能を回復すること(皮脂膜がきちんと作られること)
2、保湿成分がしっかりと含まれている化粧品選び
*注意* 手に付けてしっとりする=保湿力抜群! ではないので気を付けてくださいね
です。
ここで気をつけていただきたいことがあります。
「保護すればいいのか!」といきなりベタベタにやワセリンやプロペトのような保湿剤をぬるのは
気を付けてくださいね。もちろんダメではないのですが、きちんと保湿する水分(ここでは化粧水とかいておきますが)をつけてから塗ること。そしてつけすぎないでくださいね!場合によって肌がフタをされすぎて反応でブツブツ、カユカユが出てくることもありますので
*アトピー肌等の場合はまた別の対処になるので今は春先の肌トラブルの対処方として
きいてくださいね
そして保湿成分がしっかりふくまれてる化粧水を選んでください。
急に肌が荒れたからって化粧品を買う前に、よく見てくださいね
化粧品の裏に表記してある成分表の見方はご存知ですか?
あの成分の表記の仕方は成分の多い量の順に表記されているのはご存知でしたか?
早速今使っている化粧品の箱の後ろをみてみてください。
例えば「美白の○○成分がたっぷり含まれている美容液」の箱の後ろ。
その成分何番目に書いてありますか?
気になる方はサロンに持ってきてください(笑)化粧品の成分がどのように構成からご説明しますので。
先日お客様がもってきてくださったのでご説明しました
お肌の中の保湿成分は湿度が低いと外に逃げ出してしまうし、体温が低いとうまくバランスが保てなくなるし、必要以上の洗顔でかなり溶け出してしまうのです。だから冬の乾燥や春の乾燥というのがあるんですよね~
「春先のトラブル解消法」
その1は「炎症が起きたときの対策」
そして今回は その2 「バリア機能の低下と乾燥の対策」 でした。
「春先の肌トラブル」で自分でどうやっていいかわからない方がたくさんいらっしゃうかもしれないので
ご参考にしていただければと思います。
次回はこの肌トラブルが起きたときに比較的多い「○○をかえたら肌荒れが悪化あるある」
をお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。