懐かしのサントヴィクトール。
またまた昔お世話になったホストファミリーのマダムがドライブに連れて行ってくれました。
当時プロヴァンス留学するまで、エクス郊外がこんなに自然に溢れている素敵な場所だとは知りませんでした。
マダムが自然をこよなく愛する方で私に色々なプロヴァンスの魅力を伝えたいという方だったので、とても恵まれていたと思います。
そしてこうやって10年以上経った今でも優しくしてくださり・・・
マダムは美しい景色を見ながら「Merci! Mon Dieu!」(ありがとう神様!)と良く口にされていて、時に私の手を取りながらもその言葉を口にして出会った事を神様に感謝していました。
感謝してもしきれないのは私の方なのに・・・
セザンヌの描いたサントヴィクトワールは壮大でとっても美しい。
乾いた大地の香り、木々の風に揺れる音、やっぱりプロヴァンス大好きです。
プロヴァンスらしい屋根瓦が素敵なおうち。
こんな広い敷地に住んで愛馬も一緒に暮らせたらどんなに幸せなんだろう・・・
ついつい妄想が広がってしまいます。
マダムがハーブを摘んでそれを後日ドライハーブにしたものを私に持たせてくれました。料理に使うのが勿体ないくらいの素敵な思い出ですね。