どこの医師にも、”加齢性難聴”。 耳鳴り患者は、多く記されているようです。 ある程度の年ともに、誰でもが高音は当然のように聞こえにくくなっているのですが、他の人と比べると私の検査結果は難聴の範囲ではないと思うのですが。

私の耳鳴りの原因は、

どこの医師にも、”加齢性難聴”。

耳鳴り患者は、多く記されているようです。

ある程度の年ともに、誰でもが高音は当然のように聞こえにくくなっているのですが、他の人と比べると私の検査結果は難聴の範囲ではないと思うのですが。

 

私のデータと、耳鳴りの発症傾向が当初から不安を持っていたのです。

でも、耳鳴りの80%は内耳の障害が原因と言われ。

難聴の種類によって耳鳴りの症状も異なりますが、特に感音難聴では耳鳴りが頻繁に起こり、難聴によって引き起こされる耳鳴りは、その音色は難聴で聞こえなくなった音と似ている傾向もあります。

 

耳鳴りが継続することによって、3ヶ月後には精神的な影響をも垂らしてしまいました。

耳鳴りと精神的背景や改善を考えて、ブログに何度も書き込んだことを覚えてます。

 

でももう一つ、耳鳴りに神経性の原因もあるように思われます。

 

今回の課題

「耳鳴りは、精神と神経が関わっている」

今日:耳鳴りと精神原因

後日:耳鳴りと神経原因

 

 

耳鳴りは精神的原因が関わる

やはり気になる、耳鳴りの精神的原因。

耳鳴りの精神的原因の割合について、厳密に「何%」というデータは正式にはありませんが、複数の研究や臨床報告から以下のような傾向があるようです。

 

🔹 精神的要因が関与する耳鳴りの割合

慢性的な耳鳴りの患者の約30~60%に、うつや不安、ストレスなどの精神的な問題が関連していると報告されています。 

 

耳鳴りの精神的な原因は、主にストレス、睡眠不足、過労などの精神的な負担によるものです。

これらの要因によって自律神経が乱れ、血行が悪くなることで耳鳴りが発生すると考えられています。

また、不安や苦痛が耳鳴りをさらに悪化させる悪循環も考えられます。

これらの精神的な要因が耳鳴りを引き起こすだけでなく、耳鳴りによって不安や苦痛がさらに増大し、悪循環を生むこともあります。

そのため、耳鳴りの治療だけでなく、精神的なケアも重要です。

 

もし、耳鳴りで悩んでいる場合は、まず耳鼻咽喉科を受診して、原因を調べてもらいましょう。

また、精神的なストレスを軽減するために、休息を十分に取り、適度な運動や趣味を楽しむなど、自己管理を心がけることも大切です。

必要に応じて、心療内科を受診し、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

ヨーロッパ耳鳴りガイドラインの研究では、精神的要因が主なトリガー・悪化因子になっている例が全体の約40%程度とされていることもあります。 

 

🔸 重要な補足

耳鳴りが「精神的な原因」と考えている人もいるでしょうが、それに「身体的な要因」が影響することも大いにあります。

 

多くは「身体的な原因+精神的な要因の影響で悪化」というケースが大半のようで。

 特に「耳鳴りが止まらなくてつらい」と訴える人は、耳鳴りの音そのものよりも、それに対する“捉え方”や“心理的反応”に強く影響を受けているようです。 

 

🔹 精神的要因が関与(全体)

耳鳴りの主な原因が精神的要因の約5〜25% とされ、その程度ではおおむね1〜4人に1人程度が精神的関与があります。

一方、約30〜60% を精神的要因とされた場合には大きく関与されます。

 

病院の精神的関与

心身医学的観点とは、精神と体のつながりを重視し、心と体は一体であるという考え方から、病気を診断・治療する医学的な視点です。

 

 ⑴ 心身医学的観点からの研究 

日本の耳鼻咽喉科心身医学研究会は、世界的に見ると領域における心身医学の研究を推進してと言われています。

この研究会の発足趣意書では、めまいや耳鳴り、咽頭の違和感などの症状が、心理社会的要因と密接に関連していることが指摘されています。

特に、これらの症状の発症には生物学的および心理社会的要因が関与しており、近年、これらの患者数が増加傾向にあるとされています。 

 

ある総合病院の医師の研究によれば、初診患者586名のうち、22.7%に心身症が認められ、特に主訴がめまいや耳鳴り、咽喉頭異常感症の患者でその割合が高かったと報告されています。

これは、仕事上のストレスが耳鳴りの発症や悪化に関与している可能性を示唆しています。

 

⑵ ストレスと耳鳴りの関連性

日本の国民生活基礎調査のデータによると、「自分の仕事に悩みやストレスがある」と回答した人々の中で、耳鳴りを訴える人の数が9万人と報告されています。 

仕事上のストレスが耳鳴りの発症や悪化に関与している可能性を示唆しています。

 

⑶ 精神的要因の関与割合 

ある大学病院の研究では、耳鼻咽喉科における初診患者のうち、22.7%に心身症が認められたとされています。

耳鳴りを含む症状において、精神的要因が一定の割合で関与していることを示しています。 

 

⑷ 心身医学の重要性 

耳鼻咽喉科では、感覚器疾患を扱うため、心身症の割合は少なくないとされています。

過去の調査では、初診患者のうち20%以上が心身症が認められ、特にめまいや耳鳴り、咽喉頭異常感症ではその割合が高かったと報告されています。 

耳鼻咽喉科における心身医学の研究と実践が重要視されています。

 

若年層の耳鳴りに精神的関与

🔹 若年層の耳鳴りに精神的要因が多い理由

若い人の耳鳴りには、精神的・心理的要因が関与しているケースが比較的多いと考えられています。

これはいくつかの医学的・心理学的背景によるものです。 

 

 ⑴ 若者は器質的原因が少ないため 

高齢者の耳鳴りは加齢性難聴や内耳の老化が主な原因になることが多いですが、若い人にはこうした明確な身体的(器質的)異常が少ない。 

そのため、ストレスや不安、睡眠不足、メンタルヘルスの不調が耳鳴りの主因または増悪因子となる場合が多いです。 

 

⑵ ストレスや不安に敏感なライフステージ 

学校、就職、人間関係など、環境変化や心理的負担が大きい時です。 

精神的ストレスが自律神経を乱し、耳鳴りや不定愁訴として表れることがあります。 

⑶ スマホやイヤホン使用による聴覚疲労+心理的影響 音響外傷(イヤホン難聴)と精神的ストレスが複合して、耳鳴りのリスクを高めることがあります。 

睡眠の質低下も重なり、耳鳴りが慢性化・悪化しやすい。

若年層(20代〜30代)で耳鳴りを訴える人のうち、身体的異常が特定できない人の多くが心理的ストレスやうつ傾向を持っているという報告があります。 

心療内科やカウンセリングとの連携で症状が軽減した事例も複数確認されています。 

若年層の耳鳴りに推奨される対応心療内科やメンタルクリニックとの連携認知行動療法(CBT) 睡眠改善、ストレス対策(運動・生活リズム) 音響療法(リラクゼーション音、マスカー)など。

若い人の耳鳴りでは、精神的な影響が原因または悪化因子になっている割合が高く、単なる耳の問題ではないケースが多いです。

心身両面からのケアがとても重要です。 

ご自身や周囲の方が該当していますか?

 

耳鳴りは精神的原因は課題

私も、耳鳴りが発生して3ヶ月後には、完全に精神的な負担となって、心療内科に毎週、1年半通いました。

当然心療内科からは薬剤が処方されましたが、医師と相談しながら1回も服用しないで卒業したのです。

これは、私の思い出の評価です。

 

そして、耳鳴りには精神的な苦痛だけでなくて、神経的な要因も大きくあるような気がして、続けて記載させて頂きます。